BOWL GAMES 2
フムフムカエル

去年は忙しい1年でした。
今年も忙しくなりそうだなぁ…というお餅で少し太ったカエル先生。
■どんどんいきますよ!

 さてさて「ボウルゲームシリーズ」の続き、後半戦行ってみますよー。

 個人的な話になりますが、私はかなりの漫画好きですので、少年誌も少女誌もどちらも読むのですが、「週刊少年ジャンプ」という雑誌がありますよね。
 この雑誌にアメフットを扱った漫画が載るとは思いませんでしたねー。

  その漫画がさらにアニメ化!そしてアニメの声優さんが、ライスボウルのゲストとしていらっしゃってました。
 最近の声優さんって、すっごく若いんですねー。しかも女の子なんてメチャかわいいの!

  アニメのコスプレして出てくれたので、子供の皆さんにもウケがよかったようでした。


★☆新春ムードの東京ドーム☆★

◆アメフトは一般的なのか?

 アメフットは、アメリカでは「エリートが嫌がるスポーツ」なんて言われることもあるんだそうです。

 本場アメリカで不思議な話でしょうけれど、あの戦術の複雑さが、頭のよいエリートさんでも嫌がっちゃう…とかなんとか。アメリカ居住経験のある友人の話だけなので本当かウソがわかりませんが、そういう皮肉が出ちゃうほどの「注目度が高いインテリジェントスポーツ」だということなんでしょうね。

 でもその分、子供さんや女性は「入りにくいスポーツ」ではあると思います。漫画やアニメでこうして知名度が上がれば、もっともっとこのスポーツが身近になっていいのになぁ…。


セレモニーの紹介も華々しく

セナ役の入野自由さんもカワイイ

頭に富士山(鏡餅もイタ)

  さて、お正月のお祭り気分で始まった「ライスボウル」ですが、学生と社会人の日本一対決です。
 結果としては点差がついたゲームになり、社会人の威厳あり。という結果になりましたが、学生さんも選手個人としては、とても感じのよい選手がいるなーと思いました。

 それにしても…。関西の学生さんチームの応援団と違って、いまひとつ観客席が静かだったような気がしたのは、箱根駅伝の応援のあとにドーム集合ということで、みんな疲れていたのか…、もともと関東の学生さんは静かなのでしょうか…。


アメフトの審判さんは多いのだ

相手は向こうへ (フェイクハマりまくり)

ドームで観戦はおもしろいよ!

◆年があけて

 国内の公式戦は、1月3日の「ライスボウル」が終わるとオフシーズンに入りますので、選手の皆さんは自主トレなどをしてすごしたりしています。
 もちろん試合もないので、「ライスボウル」のあとは、本当に「お正月がきた」という感じになります。

 お正月気分も一段落した1月9日に、川崎球場で「アメリカンフットボール・カワサキ2006」が行われました。
 Xリーグも、オールEASTvsオールCENTRALの「チャレンジボウル」で参加です。こういう「オールスターゲーム」のような状態になると、ユニフォームが統一されてませんのでカラフルです。
 タイトルの懸かった緊迫感のある試合もいいですが、こんな風なお祭りゲームもいいなぁ、とのんびり楽しめました。ちょうどハワイで行われるNFLオールスターゲーム「プロボウル」のようなイメージでしょうか。

 また、こちらでクーポン券を持ってくると、アイシールド21の特製ボールがもらえるとかで、子供さん達が嬉しそうに集まってました。
 そのボールをもらったあと、お父さんらしき人に、持ち方(アメフト独特の小脇にかかえるアレです)を教えてもらっていたりと、ほほえましい光景が…。

 あちこちでボールを投げている子供さんもいましたが、実は大人も欲しそうにしていましたよ(笑)。あのボールなら、確かに、私もほしいなぁ…。


カラフルなユニフォーム

大人も欲しがる特製ボール

マトを目がけて投げてみよう!


→フムフム「ボウルゲームシリーズ」その1へ戻るのだ!  



■フムフムカエル先生は語る

カエル先生はお餅を食べ過ぎたの巻 そにょ2
 すでに年明け1ヶ月経ってしまったことに、いま気がついたカエル先生。
 ジャパンXボウルの話はもういいですから、ライスボウルの話をしてくださいよ。

はっ…!そうケロ。もう1月が終わったんだケロ。早いケロ〜。

 そうそう。先生が、ぼへえぇ〜っとしている間にも時はどんどん経っていくんですよ!

…そういえば、今年は七草粥食べるの忘れたケロ。

 そんな話はいいんですよ。先生、最近またオナカが出てきてるんですから。

余計なお世話だケロ。そもそも「ライス」ボウルなんていうから、ご飯を思い出したケロ。

 去年のことを忘れておられるのですから、せめて今年のはじめのことぐらいは…と思ったのですが…。

…なんて、うそだケロ。ちゃーんと覚えてるケロ。
 このまったりした会話の間にここを読んでいる皆さんも思い出してくれているのでは…と、待っていたんだケロ。
 ジャパンXボウルは後半に向けてどんどんおもしろくなっていく展開だったし、ライスボウルは点差こそ開いたけれど、最後までゲームをあきらめなかった法政大のチームには、大きな拍手を贈りたいケロ。
 なによりも、やっぱりお正月にはアレがないとなんか物足りないケロ。あのゲームを見て、今年も明けたんだなー、と実感するケロ。

 なんだ。ちゃんと覚えているじゃないですか。まだボケる年でもないんですから、その調子でしっかりしててくださいよ。ほんとに。




Photo&Text by NAOKO SUZUKI