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XリーグはJTL(トップリーグ連携機構)に加盟しています。 |
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○オービックシーガルズ(45)
×
●鹿島ディアーズ(20)
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【2011 Xリーグ Finalステージ オービックシーガルズ vs 鹿島ディアーズ】 ――― |
Date:'11.12.04
Stadium:横浜スタジアム |
Kick off:11:00
Game set:13:40
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Weather:晴れ
Audience:3269 |
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第1クオーター15分、オービック・古谷(中央)がタッチダウンを決め16点目を挙げ |
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第2クオーター7分、タッチダウンを決め笑顔を見せるオービック・菅原(中央) |
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第3クオーター、鹿島・藤森(右)が飛び込みタッチダウンを狙うも相手ディフェンスに阻まれる |
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第4クオーター、鹿島・中川(右)がパスをキャッチしファーストダウンを奪う |
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JAPAN X BOWL (12月19日東京ドーム)への出場権をかけて4チームが戦うファイナルステージは4日、横浜スタジアムで2試合が行われ、第1試合では前年度のチャンピオンのオービックシーガルズが鹿島ディアーズを45−20で破って2年連続、通算7回目(リクルート時代を含む)の社会人選手権進出を決めた。連覇となれば2007−08のパナソニック電工(現パナソニック)以来の快挙となる。
試合は序盤からオービックがリードする展開。最初の3回のポゼッションで2TD、1FGを奪い、第1Q終了時で早くも17−3と大きくリードした。
「今年はオフェンスがふがいないシーズンを送ってきたから今日はオフェンス、特にパスオフェンスで勝利しようと心に決めてきた」とQB#12菅原が試合後に語ったようにオフェンスが序盤からリズムに乗り、終始好調だった。菅原は25試投で16回のパス成功、203ヤード、3TDパス(1インターセプト)の活躍。ランではRB#20古谷が18キャリーで110ヤードを稼いだ。
対する鹿島は先発QB#12加藤のパスが不調で第1Qは苦戦してFG止まり。第2Qに登場したQB#16尾崎が自らのランでドライブを進め、第2Q4分35秒にWR#7植村へ5ヤードのTDパスを成功させて17−10と追い上げを見せた。
続くオービックのオフェンスを3&アウトに追い込んで勢いに乗ろうとした鹿島だったが、ここでオービックのディフェンスが奮起する。DE#11ジャクソンが尾崎のパスをスクリメージライン上でカット、浮いたボールをDL#92紀平がインターセプトしてターンオーバーとする。これが菅原の15ヤードTDランに結びつき、オービックは24−10と点差を広げた。
オービックの大橋ヘッドコーチは勝因にターンオーバーバトルに勝てたことを挙げた。「(ターンオーバーで)もらったボールをオフェンスが得点に結び付けてくれた。試合の流れを決定づけたという意味ではジャクソンのパスカットは一番大きなプレイだった」と述べた。
オービックはこの日、鹿島から2ファンブルと4インターセプトで計6つのターンオーバーを奪い、ギブアウェイはインターセプトの一つのみ。ターオーバーレシオ(得失差)ではプラス5をマークした。「ディフェンスには常々、ターンオーバーレシオが3以上ならどんなスタッツでも勝てると言っている」という大橋コーチの言葉通り、ターンオーバーバトルの結果がそのままスコアに現れた。
前半を24−13で折り返した後、後半早々に紀平が今度は敵陣35ヤードでのファンブルリカバーで攻撃権を奪い取った。このチャンスでRB#21中西が1ヤードランでエンドゾーンに飛び込み、スコアを31−13とする。鹿島は第3Q終盤に加藤からRB#34藤森へのバブルスクリーンでゴール前1ヤードまで進み、RB#38佐藤のランでTDを返すが反撃はここまで。ノーハドルからのパスオフェンスでキャッチアップを試みたが、最後の3ポゼッションはいずれもインターセプトされて反撃の芽を摘まれた。オービックはさらに2TDを挙げた後、ラン中心のオフェンスで時間を使い切った。
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撮影:エムアイプランニング(大瀧百合香・大賀章好・亀井直樹)
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