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XリーグはJTL(トップリーグ連携機構)に加盟しています。 |
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○オービックシーガルズ(24)
×
●富士通フロンティアーズ(17)
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【第25回JAPAN X BOWL オービックシーガルズ vs 富士通フロンティアーズ】 ――― |
Date:'11.12.19
Stadium:東京ドーム |
Kick off:19:00
Game set:22:10
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Weather:晴れ
Audience:19864 |
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第1クオーター8分、富士通・出原(右から2人目)が神山(右端)へパスを出し先制のタッチダウンを演出する |
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第4クオーター4分、オービック・木下典が相手ディフェンスをかわし逆転のタッチダウンを決める |
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第4クオーター、相手陣内へ攻め込む富士通・ブラッドブレナン |
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2年連続6度目の優勝を決め抱き合って喜ぶオービックの選手たち |
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第25回ジャパンエックスボウル・アメリカンフットボール日本社会人選手権は、2連覇を目指すオービックシーガルズ(CENTRALディビジョン1位)が、悲願の初優勝を狙う富士通フロンティアーズ(EASTディビジョン2位)を逆転の末に24−17で下した。
これでオービックは6度目の社会人王座獲得。パナソニックインパルス(松下電工から社名変更)の持つ最多優勝記録に並んだ。また2連覇達成はレナウンローバーズ、アサヒビールシルバースター、パナソニック(2度)、アサヒ飲料チャレンジャーズの4チームにつぐ5チーム目6度目の記録を達成。まさに記録づくめの優勝となった。
両チームのこれまで対戦はいずれも拮抗している。その結果が示す通り今回も白熱した戦いが演じられた。
先取点を奪ったのは富士通。
「ノーハドルオフェンスの(テンポの速い)リズムで流れを作られないようした。富士通オフェンスのファーストシリーズにスコア(得点)されずにまずはよかった」とオービック・大橋誠ヘッドコーチは試合後に語っていたが、次の富士通オフェンスセカンドシリーズでQB#18出原章洋と#6神山幸祐・#30金雄一の両RBのランプレーでオービックゴール前1ヤードまで進み、RB神山がTDをあげた。
追うオービックは敵陣に入るものの、なかなか得点が奪えない。そして前半終了7秒前にK#1金親洋介が21ヤードのFGを決めて3点を獲得。7−3と富士通リードで前半を終了。
「富士通は手ごわい相手。我々のオフェンスは前半やろうとしていることがつながっていなかった。後半は丁寧に詰めをしよう」という大橋ヘッドの作戦通り、オービックオフェンスが機能しだす。
富士通K#11西村豪哲に31ヤードFGを決められ10−3と引き離されるが、その直後のキックオフをリターナー#18木下典明が98ヤードリターンしてTDをあげるビッグプレーをみせた。TFPキックは失敗したものの9―10と追い上げる。
そして最終Qに突入。オービックはQB#6菅原俊から放たれたパスを木下(典)・#17平野勇紀の両WRがキャッチして、敵陣10ヤードまで侵攻。最後は菅原から木下(典)へのTDパス(TFPは2ポイントコンバージョン成功)がヒットして17−10と逆転に成功。続く6分35秒にはQB菅原から右サイドを走るWR木下(典)への66ヤードTDパスが再び通り24−10とリードを広げる。
しかし、富士通が勝利への粘りをみせる。9分47秒にQB出原の激走でTD。17−24と1TD差に迫る。試合残り時間2分54秒から富士通は、自陣27ヤードから再逆転に向けてオフェンスを開始。敵陣11ヤードまでオフェンスを侵攻させ、4thdownギャンブルでエンドゾーンにいるWR#15ブラッド・ブレナンにTDパスを投げるがオービックLB#9塚田昌克が横っ飛びでインターセプト。富士通オフェンスを断ち切り、熱戦に終止符を打った。
勝利に沸くオービックベンチで大橋ヘッドは「選手を褒め称えたい。ゲームに集中しきってくれた。また勝利できたのは大応援団のおかげ」と2連覇を喜ぶ。
惜敗した富士通・藤田ヘッドは「今年はチャンスと思っていただけに残念。選手はあきらめずによく頑張った」とこちらも最後までオービックに善戦した選手たちを褒め称えた。
この試合のMVPは3TDを奪ったオービック・WR木下(典)、MIPはパスで228ヤード1TD、ランで58ヤード1TDを演出した富士通・QB出原がそれぞれ受賞した。
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撮影:エムアイプランニング(大賀章好・大瀧百合香)
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