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シェーン・モントゴメリーHC  クリニック初日、NFAにとっては初めての本格的なコーチクリニックの開催。川崎市教育文化会館で午前9時よりの受付開始には協会スタッフ、ボランティアスタッフ、拓殖大、獨協大の支援学生達が、一様に緊張した面持ちで参加者を迎えた。

 ヘップナーコーチの基調講演、スポンサーの味の素株式会社による講演に続き、各コーチとポジションごとに分かれた45分づつ計3回のセッションが滞りなく行われ、その後は川崎球場に移動してパート別の実技講習が実施された。
 デモンストレーション選手には、QB冨澤、RB加畑(オンワードスカイラークス)、DL西(富士通フロンティアーズ)ら、Xリーグを代表する選手達が担当した。

 フットボールには、「フットボールは究極のチームスポーツだ、本当にたくさんの人の関わりで成り立っている」(「Do you love Football?」Jon Gruden著より)という言葉がある。
  今回はこの言葉をゲームの現場ではなく「コーチクリニックの実施」という目的に向かって実現させた。
ブライアン・フォン・バーゲンコーチ  「いままで数多くのクリニックに参加してきたが、これほどまでに組織化されたクリニックは見たことがない」。(ヘップナーHC)
 「コーチ、通訳、スタッフ、ボラティアが全て分業化されおり、ひとつの命令・指示系統で統一されており素晴らしい組織であった」と、ヘップナーコーチが絶賛するように、今回のクリニックは、綿密な運営組織と熱意あるボランティアスタッフの尽力なしではなし得なかったであろう。

 また「通訳コーチもフットボールを熟知しており最高のスタッフだった」と、ヘップナーコーチも評価する左瀧強化育成副委員長や、森ヘッドコーチ(鹿島ディアーズ)ら、通訳を担当する人材がXリーグのトップコーチという、まさにXリーグの"知"を結集した日本最高レベルのクリニックとなった。

 2日目の関西会場は、松下電工(株)本社内の体育館、教室とフィールドを使って行われた。
テリー・ヘップナーHC  日本人選手達の理解が早く、コーチ達が準備したメニューが予想外に早く終わったという初日の状況を受けて、この日は実習内容に若干のアジャストが加えられた。この辺りも、運営する側がフットボールを熟知しているという強みであろう。

 関西会場には、古橋ヘッドコーチ(立命館大)、鳥内監督、小野コーチ(関西学院大)ら、関西学生リーグのトップコーチが受講者として最前列で聞き入る姿が見られた。
 古橋ヘッドコーチが「質問すればかなり深いところまで答えてくれた」と、ヘップナーコーチを質問攻めにするという一幕もあり、その情熱を受けて米国人コーチ達のテンションも否応なしにあがる。

 「アメリカンフットボールにおいて「Success is Doing ,Not Wishing」。これが魅力でもあり、一人ひとりのあるべき姿勢だと思う」。(ボランティアスタッフ・高橋さん)。

 米国一流コーチの情熱溢れるファンダメンタルクリニックと、それを最大限の知と力で受け止める日本人フットボーラー達、そして運営スタッフ。
 この2日間は日本のフットボールの進歩に確実な一歩を刻んだことであろう。

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