X League
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解説記事
オンワード VS すかいらーく
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
オンワードオークス 7 13 8 7 35
すかいらーくスカイラークス 0 0 7 14 21

オンワード白星発進!すかいらーくの猛追を振りきる
 2000年“ミレニアムX”が10日のWESTに続いてEASTでも遂に開幕した。オープニングゲームは、92年以来遠ざかっている日本一の座を狙うオンワードオークスと、上位進出への足がかりをつかみたいすかいらーくスカイラークスの対戦。
 試合は攻守にわたりライン戦を制したオンワードが、すかいらーくの追撃を振りきり、35−21で快勝した。

 試合は序盤、攻守にわたってオンワードがライン戦で、すかいらーくを圧倒した。キックオフ直後のオフェンスシリーズこそ、エクスチェンジミスで攻撃権を失ったものの、続く3シリーズ全てを危なげなくTDに結び付け、第2Q中盤には20−0としてしまう。
 なかでもRB杉澤はスピード、ボディバランス、ホール選択などで卓越した能力を披露。オフェンスライン陣の強力なブロックもあって、前半だけの出場にもかかわらず150ヤードのラッシングを記録した。

 一方、オンワードディフェンス陣は、前半「緊張していた」という新人QB小島(崇)が指揮するすかいらーくの攻撃をまさに完封。前半でのダウン更新をわずか2回に押さえつけた。

 しかし、後半に入って「開き直った」QB小島(崇)のすかいらーくが反撃を開始する。
 第3Q自陣34ヤードからの攻撃で、WR金井、浦、主将RB小島(康)の活躍でリズムをつかむ。最後は4thダウン20ヤードと追い詰められるが、QB小島(崇)が得意のショットガン攻撃からWR浦へのTDパスを決め、7−20とする。

 その後、オンワードがQB冨澤からWR斉藤へのTDで28−7と再び突き放しても、すかいらーくは、なおも食らいつく。
 フリーフリッカーの成功やRB加畑の活躍もあって、自陣35ヤードからの攻撃を、6プレーでTDに結びつけ13−28。

 2ミニッツに入り、オンワードがQB冨澤自らのランでTDを挙げ35−18となり、さすがにあきらめムードが漂うかと思われたが、それからが圧巻だった。
 自陣37ヤードからの攻撃で、最後はQB小島(崇)からWR浦への52ヤードTDパスを決め、しかも2ポイントコンバージョンも成功。21−35とした。

 結局それがファイナルスコアになったが「ゲームの最初から、後半のように開き直ってプレーできたらもっと出来たと思う」とすかいらーくのQB小島(崇)。敗れたものの、すかいらーくにとっては上位進出への手応えを十分感じることが出来る試合だった。

 一方、オンワード野田監督は「3本のTDを許すなど、チームを引き締め直す材料がある。そういう意味ではでとても良いスタートをきれた」と語った。



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