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解説記事
クラブダイノス VS 学生援護会
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
クラブダイノス@BΛNK 6 7 0 0 13
学生援護会ROCBULL 14 10 7 12 43

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ROCBULLが嬉しい初白星!今後の戦いに弾み。
 第2節最終戦、クラブダイノス@BΛNKと学生援護会ROCBULLの試合は、前半から得点を重ね、全Qに得点した学生援護会が43−13で勝ち、初白星を飾った。
 この結果、学生援護会は1勝1敗。ダイノスは2連敗となった。

 学生援護会は第1Q、2分33秒に新人DB伊吹(名城大)が、ダイノスQB大塚のパスをインターセプト。
 攻撃権を獲得すると、QB吉田からWR田嶋へのロングパスで一気に敵陣23ヤードまで進撃。そしてランプレー中心にダイノスディフェンスを攻め立て、最後はRB中島が中央を突破して先制。

 その37秒後、ダイノスはQB大塚からTE太田へのパスで敵陣に入り、WR吉田への47ヤードTDパスを奪うが、TFPが決まらず6−7。

 またしても学生援護会は、QB吉田からTE尾崎へのパスで敵陣に入り、WR宮坂へのTDパスが決まり、わずか2プレーで14−6とリードをひろげていく。
 「今日はオフェンスラインがよかった」と学生援護会のジョン・ポントヘッドコーチ。OL松本(匡)主将を中心としたオフェンスライン陣が、見事なパスプロテクションでQB吉田を守り、パスを有効に生かしたオフェンスを繰り広げた。

 さらに第2Q、5分2秒には新人K小山(帝京大)が20ヤードのFGを決めて17−6。

 しかし、ダイノスはこの直後のキックオフを、新人KR菊地(明治大)が大きくリターン。敵陣36ヤードまで運び込む。
 このチャンスに交代したQB海道からWR吉田へのTDパスで13−17と追い上げる。

 学生援護会も負けていない。やはりこの直後のキックオフを、KR松本(晋)が、一気にエンドゾーンまで運び込みTD。24−13と11点差をつけて前半を終了する。

 後半に入ってからも、学生援護会が次々と得点を重ねていく。WR堀越へのTDパス、RB松本(晋)の連続TDラン(2ポイントコンバージョンパス失敗、TFPキック失敗)をあげ、追いすがるダイノスを完全に突き放した。

 ポントヘッドは「(ダイノスは)オプションをキープレーとするチームだが、パニックにならずしっかり対応できた。QB吉田も自信を持ってきている。初戦に比べて成長している」と手応えを感じた様子。
 次のクラブハスキーズ戦に向けては「パスを中心としたチームなので、特にディフェンスを変えるということはない。じっくり調整していく」と2勝目を狙う。

 一方、ダイノスの国吉監督は「不安定なところが多く、決め手に欠ける。せっかく前半4点差に迫ったのにミスが続出してしまった」と自滅を悔やんだ。
 今後の戦いについては「菊地のリターン、吉田の2TDと明るい材料が出てきた。次の富士通、続く日産と強豪との戦いが待っている。手負いとなったわけだから、全力で挑む」と闘志を燃やした。




 
 
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