X League
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解説記事
富士通 VS クラブダイノス
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
富士通フロンティアーズ 7 14 7 21 49
クラブダイノス@BΛNK 0 0 0 0 0

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7TD獲得のオフェンスと完封ディフェンス。富士通が快勝!
 7TDを奪い、全Qに得点を重ねた富士通フロンティア−ズが、クラブダイノス@BΛNKを49−0の完封で下し、2勝1敗とした。負けたダイノスは3敗。

 立ち上がりから富士通は得点を奪う。QB中澤からRB飯嶋へのパスで敵陣に入り、RB森本がゴール前1ヤードまで走る。再び森本がダイブしてTDで先制。
 第2Q3分47秒には、WR久保田へのTDパスが決まる。そして9分56秒にもWR山村へのTDパスで、前半を21−0と大きくリードして終えた。

 後半に入っても富士通オフェンスは、TDの山を築いていく。
 第3Qには、WR水口へのTDパスで28点目をあげる。第4Q、3分34秒にはTE嶋へのTDパス。

 その後もダイノスオフェンスのパントをブロックし、ボールを拾い上げたDL市浦が36ヤードを走りTD。そしてRB松崎がランでTD、とオフェンスがダイノスディフェンスを圧倒した。

 なかでも、主将・TE嶋のTDは「昨日の練習で、嶋が難しいパスを3連続でキャッチしたんですよ。“明日の試合は嶋に何かが起こる”と話していたんですよ。ケガだったら困るんですが、TDでよかった」と富士通・奥監督は笑った。

 加えて試合後のハドルで「今日はディフェンスがよかった。集まりもスピードも素晴らしかった。それにインターセプトがあり、リターンTDがあった。プレーオフに向けて一試合、一試合、準備していこう」と富士通のカート・ローズヘッドコーチは、手放しでほめ上げた。

 奥監督も「ダイノスのオプションに対抗して、基本的な止め方を一からやってきました。ダイブフェイクを通されるなどミスもあったが、完封できたことをほめてあげたい。それに新人LB平本(法政大)もケガが治り、初めて試合に出場した。ムードメーカーだし、中心選手に育ってほしい」と試合の成果を話す。

 次の学生援護会ROCBULL戦(大井第2球技場10/21)の話に及ぶと「大きいラインにどう対応していくかが課題。それに今日の反省点を踏まえて、どこまで修正できるか」と頭を悩ませていた。




 
 
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