X League
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解説記事

アサヒビールシルバースター VS クラブハスキーズ
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
アサヒビールシルバースター 21 21 14 14 70
クラブハスキーズ 0 0 0 0 0

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アサヒビールが猛攻でハスキーズを圧倒

 XリーグEASTの開幕戦は、集中砲火10TDを奪う猛攻をみせたアサヒビールシルバースターが、クラブハスキーズを圧倒して順調なスタートを切った。

 アサヒビールオフェンスのファーストシリーズで、W杯MVPのRB波武名がビッグプレーをみせる。RB波武名の2回連続キャリーで大きく前進して、敵陣17ヤードまで攻めこむ。
 この後、QB金岡からTE橋詰へのTDパスが決まり、あっさり先制。続く7分23秒には、RB花房が2ヤードを走り切りTD。
 第1Q残り50秒にも、RB吉岡が1ヤードを中央突破してTD。21−0と大きくリードする。

 第2Qに入ってもアサヒビールのオフェンスの進撃は止まらない。
 1分41秒には、再びRB花房が12ヤードを走りTD。9分2秒にRB中村(友)がラン、さらに前半残り28秒には、QB金岡から新戦力TE黛(東大)への16ヤードTDパスが通り、42−0と圧倒して前半を終了する。

 後半に入り、アサヒビールはQB金岡からベテランWR梶山へのロングパス、RB中村(友)、RB花房のランで敵陣2ヤードまで攻め込み、RB花房が3本目となるTDを奪う。
 第3Q途中から出場したQB東野は、TE橋詰へのパスを成功させたのち、こんどはQB東野自らのTDランで、得点を50点台に乗せる。

 第4QにはRB伊是名が右に大きく展開して9ヤードを走りTD。
 ハスキーズはQB倉持がオフェンスを指揮するものの、アサヒビールの強力ディフェンスに前進を阻まれ、ファーストダウン更新がままならない。

 アサヒビールは、試合終了間際にハスキーズQB倉持の放ったパスを新人DB岩佐(京都工繊大)がインターセプト。そのままエンドゾーンに飛び込みTD。全てのTFPをK泉がきっちり決めて、得点を70点とした。

 アサヒビールディフェンスはハスキーズのオフェンスをことごとく粉砕。自陣に進入させることをほとんど許さず0点に押さえる堅守をみせた。

 アサヒビールの深堀ヘッドコーチは「今シーズンは一試合、一試合、勝っていくことを目標としている。今日は反則とか交代ミスとか悪い面がでたが、最後のTDを決めた岩佐ら、出場した新人にいいプレーが出ていたところがいい面だった」と試合を振り返った。

 次節のオンワードスカイラークスとの試合(9月22日@東京ドーム)に話が及ぶと「昨年は一方的にやられた。今年は(TDを)3本取って、(TDを)2本に押さえて勝てれば、と思っている」と、大一番に向けての抱負を語った。




 
 
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