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解説記事

日産スカイライナーズ VS クラブハスキーズ
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
日産スカイライナーズ 0 7 0 19 26
クラブハスキーズ 3 0 0 0 3

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日産が最終Qに3TDを奪い初白星!

 日産スカイライナーズが第4Qに3TDを奪い、クラブハスキーズを26−0で破り、初白星をあげた。

 先制点を奪ったのはハスキーズ。第1Q9分53秒に日産のファンブルボールをリカバーして攻撃権を獲得したハスキーズは、敵陣19ヤードの好フィールドポジションからオフェンスを開始する。
 RB北原のランプレーを3度繰り返すが、日産ディフェンスに阻まれてTDを奪うことはできなかったが、K倉持佳が27ヤードのFGを決めて3−0とする。

 オフェンスのタイミングが噛み合わない日産は、第2Q6分9秒に35ヤードのFGを狙うが外してしまう。
 しかしここでハスキーズにとっては痛恨のラフィング・ザ・キッカーの反則を犯す。このチャンスを日産は生かす。
 RB西川が7ヤード走り切り、逆転のTDをあげ、7−3。

 試合は第3Qに入り、両チームともディフェンスが踏ん張りパント応酬となる。

 そして迎えた第4Q。日産のオフェンスが爆発する。
 「空いているスペースへのパスだったが、それにしても今日のTE洗井はよかった」と日産・宮田ヘッドコーチが絶賛したTE洗井へのパスがQB岡本から連続して決まり、敵陣4ヤードまで侵攻。
 この後、QB岡本が2回連続スニークしてTD。14−3とリードを広げる。

 2分43秒にもDB小川がインターセプトして攻撃権を奪うと、RB望月のランを中心にオフェンスを進め、4分58秒にRB田辺への16ヤードTDパス(TFPキック失敗)が通り、20−3。

 この後、ハスキーズはキックオフをKR牧口が大きくリターンしてオフェンスを展開するが、動きの鋭い日産ディフェンスに前進を阻まれてしまう。
 8分41秒には、DB山岡がパスをインターセプトして攻撃権を奪取するものの、その後のオフェンスでファンブルボールを日産にリカバーされ、チャンスを生かせない。

 敵陣20ヤードからオフェンスを開始した日産。QB岡本からTE洗井への16ヤードTDパス(TFPキック失敗)が通り26−3として、試合に決着をつけた。

 「オプションチームとしては、スロースターターは反省すべき点。どこに原因があるのか追及したい。オフェンスは長いドライブを持続したい。もっとファーストダウンを重ねないと。ディフェンスに負傷者は多いが、今のメンバーで出来ることはまだまだあるはず」と宮田ヘッド。
 「それにしてもターンオーバーが少なすぎる。もっとボール対するアタックとか、ボールを奪うとか、もっとできるはずだ」と、初勝利にも厳しい注文をつけた。




 
 
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