X League
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解説記事

アサヒ飲料チャレンジャーズ VS 内外電機マーヴィーズ
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
アサヒ飲料チャレンジャーズ 6 10 6 15 37
内外電機マーヴィーズ 0 0 0 0 0

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最終決戦に向け視界良好。アサヒ飲料が4連勝!

 松下電工との最終決戦に向けて順調な仕上がりを見せるアサヒ飲料チャレンジャーズと、前節は目標のXリーグ初勝利を獲得し、チームの意気が揚がる内外電機マーヴィーズが対戦した。

 開始早々のアサヒ飲料。先発QB桂が自陣42ヤードからドライブ開始。
 RB杉山のランなどでダウンを更新し、敵陣24ヤードと攻め込んだところで、内外電機DL稲田のQBサックを浴びて、いきなりのファンブルロスト。

 しかし、続く内外電機のオフェンスをぴしゃりと止めると、自陣40ヤードから仕切直しのドライブを開始。
 RB杉山、関根のランを軸に、QB桂からWR榎、梅田、天野、RB堀口、TE高橋らにパスを投げ分けて、連続ダウン更新。
 最後はゴール前3ヤードからRB辻野が中央突破してTD。アサヒ飲料があっさりと先制する。

 さらに、内外電機のファンブルロストから得た敵陣39ヤードからのオフェンスシリーズも、RB杉山、瀬畑らのランで前進。
 Qタイムを挟み、RB杉山がTDランを決めて、追加点をあげる。

 2本のTDを取ったところで、アサヒ飲料は、エースQB桂に続きQB椙田を投入。
 一試合ぶりの出場となったQB椙田は、交代直後こそパスのタイミングが合わなかったものの、この日絶好調のRB杉山のランを軸にリズムを取り戻す。
 自らのキーププレーなどで、K中山の30ヤードFGにつなぎ、16−0として前半を折り返す。

 後半開始早々、内外電機はQB早稲田からTE喜多岡へのロングパスが決まり、敵陣30ヤードと得点のチャンスを得る。
 しかしあとが続かず、K阪本のFGトライも失敗に終わり、得点には至らない。

 順調な仕上がりを見せるアサヒ飲料オフェンス。4thダウンパントフェイクからのRB堀口のランでダウンを更新すると、RB杉山のランを軸に、QB椙田からTE滝本へのパスなどを成功させ、次々とダウン更新してゴール前へ。
 ここでQB椙田から、「トップクラスの実力」と山川監督の評価も高い新人WR天野にTDパスがヒット。リードをさらに広げる。

 意地を見せたい内外電機も、第3Q終了間際からドライブを開始する。
 QB早稲田からWR阪本、井上らへのパスが決まり、連続ダウン更新。敵陣に入っての4thダウンギャンブルもQB早稲田のキーププレーなどで成功させるが、ゴール前30ヤード付近で、途切れてしまった。

 第4Qにも、QB椙田のパス、RB関野のロングランなどで、2本のTDを追加したアサヒ飲料が完封圧勝。リーグ戦4勝目を飾った。

 「来週は松下電工戦。それに備えて仕上げてきているが、TFPキックのミスなどが出るようでは勝てない」と、引き締める山川監督。
 新人のWR天野やRB関根らの活躍には「将来を背負ってもらう選手が伸びてきている」と目を細めた。

 一方、内外電機の野村ヘッドコーチは「相手の個人能力に振り切られてしまった。ウチとしてはゴール前でのミスをなくして、次は勝ちにいきたい」と、次節に控えるイワタニとのサバイバルマッチに必勝を誓った。




 
 
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