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解説記事
オービックシーガルズ VS 日産スカイライナーズ
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
オービックシーガルズ 14 3 14 7 38
日産スカイライナーズ 0 0 7 0 7

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オービックが順当勝ちで開幕3連勝!

 オービックシーガルズが、RB古谷の活躍で3TDをあげるなど毎Qに得点をあげて、日産スカイライナーズを下し、3連勝。負けた日産は1勝2敗となった。

 オービックは第1Q2分31秒に、QB高橋から新人SB菊池(東京工業大)への7ヤードTDで先制。
 その後もRB古谷のランプレーと、TE安東へのパスなどで敵陣23ヤードまで攻め込み、RB古谷がランでTD。14−0とリードを広げる。
 第2Q間際には新人K金親(国士舘大)が44ヤードFGを決め、17−0で前半終了。

 日産は先発した新人QB吉田(日大)が、得意のオプションを中心にオフェンスを展開するが、「よく粘って止めていた」とオービックの大橋へッドコーチが評価するとおり、ランプレーでのゲインを許さない。

 第3Q、日産は敵陣3ヤードからオフェンスを開始。QB吉田が走ってTD。7−17と反撃の狼煙をあげる。
 しかしオービックはRB白木がロングゲインを奪うと、好調のRB古谷が連続3回ランキャリーしてTDを奪い、24−7とする。  9分55秒にもRB古谷が4ヤードを走ってTD。31−7とリードを広げる。

 第4Qにもオービックは、QB高橋からWR前川への25ヤードTDパスを通して、38−7として試合をほぼ決定づけた。

 日産はRB望月、長谷川のランプレーや、QB吉田のパスを中心にオフェンスを進めていくが、集まりのいいオービックディフェンス陣の踏ん張りに、追加点をあげることはできなかった。

 3連勝したオービックの大橋ヘッドコーチは「前川をはじめレシーバー陣は集中していたが、スッキリしない試合だった。この得点差は本来嬉しいものだが、中味的に喜べない。初戦も第2戦目も今日もそうだったが、いいプレーと悪いプレーの差が激しい。またインターセプトのされ方もよくない。1プレー、1プレーの積み上げが試合となっていく。1プレーに凝縮していかないと。メンタルエラーが多い」と勝利の喜びも半分の様子。

 次は、東京ガスクリエイターズ(23日、横浜スタジアム)。「東京ガスは勝負強いプレーをみせていた。うちはどういう気持ちで横浜スタジアムに立つのかを考えて、ちゃんと気持ちを切り替えてやらなければいけない」と、気を引き締めていた。




 
 
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