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解説記事
オービックシーガルズ VS 東京ガスクリエイターズ
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
オービックシーガルズ 21 17 7 10 55
東京ガスクリエイターズ 0 0 0 0 0

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オービックが圧勝。FINAL6進出を決める

 オービックシーガルズが東京ガスクリエイターズを下し4連勝。オンワードスカイラークスとの最終戦(11月1日、東京ドーム)を残してFINAL6出場を決めた。敗れた東京ガスは1勝3敗。

 オービックオフェンスが第1Qから得点を重ねた。
 まずオービックディフェンス陣が、東京ガスオフェンスにハードタックルでファンブルを誘い、敵陣47ヤードからの攻撃権を獲得。ここでRB古谷が34ヤードを走り切り、先制TD。

 続く東京ガスのオフェンスも進めさせず、パントフォーメーションでプレッシャーをかけて、ミスを誘発させる。ゴール前6ヤードと好ポジションからのオフェンスを獲得すると、再びRB古谷がTDをあげて14−0とリードを拡げる。

 その後もオービックオフェンスは、QB高橋(大)からSE清水(謙)への32ヤードロングパスでゴール前3ヤードまで進撃。RB進藤が走り込んでTD。21−0と圧倒する。

 第2Qに入って1分4秒に新人K金親(国士舘大)が22ヤードのFGを決める。
 さらに4分27秒。オービックは、DB寺田のインターセプトからのチャンスを生かし、RB古谷のランを中心にオフェンスを進めてRB新川が27ヤードパスを受けてTD。

 前半残り16秒にも、QB高橋(大)から、WR脇田へのTDパスが通って38−0。オービックは、前半のオフェンスシリーズ全てで得点を奪う猛攻をみせる。

 第3Q。オービックはオフェンスが進まず、この試合で初めてのパント。
 対する東京ガスは、オービックディフェンスの激しいプレッシャーに、第1Qは敵陣に入れず、第2Qも敵陣40ヤード付近まで攻めるのがやっとだったが、ようやくQB井川からWR崎谷へのロングパスがヒットして、敵陣20ヤードまで攻め込む。
 しかしエンドゾーンを割ることができない。K一木がFGを狙うが無情にも右にそれる。

 逆にオービックは、RB白木が68ヤードを走りきってTD。さらにリードを広げる。
 最終Qにも、K金親が35ヤードFGを成功させ、試合残り時間1分10秒には、新人QB龍村(神奈川大)からRB古谷へのTDパスが通り、ファイナルスコア55−0で圧勝した。

 FINAL6進出を決めたオービックの大橋ヘッドコーチは「得失点差はそんなに考えていなかった。前節の日産スカイライナーズ戦での課題をつぶせるを考えていた。日産戦に比べれば選手に緊張感はあった。しかしキッキングは課題を残した」と振り返る。

 次は、いよいよディビジョン優勝を賭けた最終戦。「オンワードスカイラークスはオフェンス、ディフェンス、キッキングともに完成されたチーム。最終戦でケガ人も復帰してくるので、総力戦で戦う」と、必勝の構えだ。




 
 
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