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解説記事

アサヒビールシルバースター VS IBM BigBlue
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
アサヒビールシルバースター 7 3 0 6 16
IBM BigBlue 0 3 0 0 3

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負けないアサヒビールの復活。春の雪辱果たし2連勝!

 アサヒビールシルバースターとIBM BigBlueとの対決は、FGで着実に得点を重ねたアサヒビールが16−3で勝利。今春パールボウルトーナメントで22−40と大敗した雪辱を果たすとともに、開幕2連勝を飾った。IBMは2連敗。

 先取点をあげたのはアサヒビール。QB金岡からTE黛へのパス、RB伊是名のランと、テンポよくパスが通るオフェンスを展開したアサヒビールは、7分30秒に主将TE橋詰への25ヤードパスが決まりTD。

 第2Q、アサヒビ―ルは追加点を狙いFGを蹴るが失敗、好機を逸する。
 逆にIBMは、QB柴田がショットガンからWR安田、円谷へパスをヒットさせて進撃。アサヒビール陣内6ヤードまでゲインするが、反則やアサヒビールディフェンス陣のプレッシャーを受けてロスを重ねる。
 ここでK井田が32ヤードFGを決めて3−7とする。

 アサヒビールはQB金岡からWR稲垣への連続パスがとおり、敵陣21ヤードまで進入。前半終了残り3秒にK泉が19ヤードFGを決めて、10−3で前半を折り返す。

 後半に入り、IBMはQB柴田からWR安田へのロングパスとRB磯谷のランで敵陣に進入するものの、アサヒビールDB石川がインターセプト。攻撃権を奪い取る。
 アサヒビールも敵陣に入るものの、ファンブルなどで追加点を奪えない。

 そして第4Q。IBMはK井田がFGを狙うも失敗。アサヒビールはRB高橋、伊是名のランで敵陣27ヤード付近まで入り、10分43秒にK泉が41ヤードFGを決めて13−3とする。

 さらにこの直後。IBMのキックオフリターンをアサヒビールDB岩佐が強烈なタックルでファンブルを誘発させ、敵陣17ヤードから攻撃権を獲得する。
 このチャンスにK泉が、試合時間残り0秒に21ヤードFGを成功させ16−3で、アサヒビールが熱戦に終止符を打った。

 「EASTの6チームは力の差がまったくない。トーナメント戦のつもりでやっている。IBMはQB岡村が出場していないなど本調子ではなかったのでは。勝てたのはうちの選手たちはよく頑張ったからです」と、息詰まる接戦を制したアサヒビールの深堀ヘッドコーチは胸を撫で下ろした。

 次は本拠地・川崎球場で五洋建設との対戦(10月10日)。「五洋建設は3戦目に焦点を当てているはず。オフェンスではQB君川、RB古谷。ディフェンスラインの動きも良い。攻守ともにコンスタントに強いチーム」と、警戒する。




 
 
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