ビッグゲームになればなるほどキーとなる選手が現れる。初の関西開催となった、社会人の王者を決定するジャパンエックスボウルでも、やはりそのキーとなる選手が存在した。
9年ぶり4度目の優勝を果たした松下電工インパルスのK太田。FINAL6準決勝の試合中に腰を痛め、このハレの舞台への出場も危ぶまれたが、その不安を補ってあまりある活躍により、創部30周年の記念すべき年を優勝で飾ることができた。
試合は立ち上がりから両チームともミスが相次いだ。松下電工は敵陣に攻め入りながらもベテランRB樫野がボールをファンブルし攻守交替。
対するアサヒビールシルバースターもQB金岡からTE橋詰へのパスを決めながらも、激しいタックルにあい、ボールをファンブル。こちらも松下電工に押さえられ攻守交替となった。
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