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鹿島オフェンス陣 (C)Makoto SATO  5年連続8回目のFINAL6出場を決めた鹿島ディアーズ。今季はアサヒビールシルバースターに最終戦で敗れ4勝1敗となった。
  しかしながらアサヒビール、IBM BigBlueと勝ち点が同率となり、得失点差でCENTRAL1位を確保した。

 その鹿島、初戦はルネサスハリケーンズと対戦。第1QにRB池場の連続2TDとQB尾崎からWR吉村へのTDパスで21点を奪う速攻で38−6と圧倒して初勝利を飾る。

 続く第2戦はランプレーを中心にTDを重ね、27−6で学生援護会ROCBULLに勝利。続く日産スカイライナーズ戦では第3Qに7点差まで追い上げられたが、K鹿島が第4Qに43ヤードのFGを奪って、20−10と危なげなく勝ちをおさめた。

 第3戦は、強豪アサヒビールシルバースターを逆転で倒し、調子の波に乗るIBMとの全勝対決。前半終了時点では10−9と互角の展開。
 しかし次第に地力の差を発揮。総獲得ヤードでは33ヤード差ながら、後半はディフェンス陣が要所で踏ん張って得点を許さず、オフェンスが着実に得点を重ね32−9で勝ち、破竹の4連勝とした。

 全勝を狙った最終戦は、強豪アサヒビールとの対戦。
 「全力で勝ちにいった」(森ヘッドコーチ)が、前半はアサヒビールペースで試合を進められ0−20と圧倒される。
 後半に2TDを返すものの14−24で惜敗。「完敗でした。個々のプレーではいいところがあったが総合的にはいいところがなかった。気持ちの差」と森ヘッドコーチは反省する。

 その中でも今年大きく育ったのがQB尾崎。「今季からエースQBとして、冷静にオフェンスをリードしてくれている」(森ヘッドコーチ)。
  アサヒビール戦ではいいところが出る前に得点差がついてしまったが、今後のオフェンスをどのように勝ちにつなげていくかに注目したい。

  「チームとしては今季、もう一歩のところまできている。強いチームと対戦してどうできるか。FINAL6ではいままで通り。持っている力を出して、我々のフットボールをやりたい」と森ヘッドコーチはシーズンを振り返りFINAL6に対する意欲を燃やす。

 今季は9月からこれまでメニュー指導をしてきた朝倉ストレングスコーチが本格的に合流。毎回の練習で選手のコンディショニングを整える練習などを直接指導して戦力アップの一翼を担った。
 特に方向転換などで筋力を効率的に使った体の動きとバランスの基本を伝授し、「来てもらって間もないが、選手たちのケガ予防やウォーミングアップに対する意識が高くなった」と森ヘッドコーチはその効果を評価する。

 松下電工インパルスとのFINAL6準決勝は激しいディフェンス合戦の末、僅差で破れた。 「ロースコアは覚悟していたが、キッキングの差がポイントとなった」と森ヘッドコーチ。
  「来年以降もいまのチームをベースに構築していく」と、2006年に向けて新たなスタートとなった。

FINISH RESULT 2005
  9月12日
38−6
vs ルネサスハリケーンズ
  9月24日
27−6
vs 学生援護会ROCBULL
  10月10日
20−10
vs 日産スカイライナーズ
  10月18日
32−9
vs IBM BigBlue
  11月05日
14−24
vs アサヒビールシルバースター
Final6 11月21日 27−6 vs オンワードスカイラークス
Final6 12月03日 0−3 vs 松下電工インパルス


  2005年リーグ戦の戦績
SCORE

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
総得点 45 20 27 39 131
Avg(5試合) 9.0 4.0 5.4 7.8 26.2
総失点 17 15 17 6 55
Avg(5試合) 3.4 3.0 3.4 1.2 11.0

OFFENSE

PASS ATT AVG RUSH ATT AVG TOTAL ATT AVG
総獲得ヤード 581 95 6.1 1050 183 5.7 1631 278 5.9
Avg(5試合) 116.2 19 6.1 210 36.6 5.7 326.2 55.6 5.9

DEFENSE

PASS ATT AVG RUSH ATT AVG TOTAL ATT AVG
総喪失ヤード 769 142 5.4 589 154 3.8 1358 296 4.6
Avg(5試合) 153.8 28.4 5.4 117.8 30.8 3.8 271.6 59.2 4.6