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解説記事
オービックシーガルズ VS アサヒビールシルバースター
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
オービックシーガルズ 13
アサヒビールシルバースター

シルバースターの追撃をしのいで、オービックがJXBへ進出!

 オービックシーガルズ(EAST1位)が、アサヒビールシルバースター(CENTRAL2位)を13−7で下し、3年ぶり4回目のジャパンXボウル(JXB)出場を決めた。(オービックとなってからは初出場)
 「アサヒビールは最初は相手の様子をみてくる。(こちらは)最初からアグレッシブに、と選手に言っていた」と、オービックの大橋ヘッドコーチは考えていた。
 「龍村はうまい。うちの弱いところ弱いところをついてきた」と、アサヒビール深堀ヘッドコーチは悔しがる。

 第1Q、オフェンスのファーストシリーズをQB龍村の着実なパスで得点に結びつける。SB永井へのパスとRB古谷のラン、SE山田へのパスで敵陣35ヤードまで侵攻。その後ロスしたものの、5分33秒にQB龍村からSE清水への35ヤードTDパスが通り先制に成功。

 アサヒビールはQB金岡がWR稲垣、TE黛へのパスをヒットさせて敵陣に入る。しかし敵陣24ヤードからのオフェンスでQB金岡の投げたパスをオービックDB玉ノ井がインターセプト。攻守交代となる。

 絶好の同点機を逃がしたシーンに「レッドゾーンから攻め切れなかった。オービックにいいカバーをされ、プレッシャーをかけられた」と深堀HC。
  逆にこの試合で2インターセプトを奪ったDB玉ノ井を「ボールに対する集中力は褒められる」と、大橋HCが評価したプレーでもあった。

 第2Q、アサヒビールはQB有馬を投入。WR稲垣へのパス、RB野本のランで敵陣に入る。しかし攻めきれず、42ヤードのFGを蹴るが右にそれ得点を奪えない。
オービックDLジャクソン (C)Takaba Kinzo  オービックはRB古谷のランプレーとSB安東、SE脇田へのパスで敵陣26ヤードまでオフェンスを進める。そしてSE清水へのパスが通りゴール前9ヤードに迫る。最後はQB龍村からSE安東へのTDパスが決まり13−0(TFPキック失敗)で前半を終了。

 第3Q、アサヒビールはWR山田へのパスとラン、RB野本のランで敵陣18ヤードまで攻め込むがTDを奪うにはいたらず、37ヤードのFGトライ。しかしこれをブロックされ、ここでも無得点に終わる。

 そして第4Q、オービックはアサヒビールのパントをブロックして、敵陣26ヤードからオフェンスを開始。しかしエンドゾーンを走るSE水口にQB龍村がTDパスを投げるが、アサヒビールDB工藤がインターセプト。追加点を許さない。

 試合残り54秒。アサヒビールはQB東野からWR藤縄への3ヤードTDパスが通り、7−13と1TD差に迫る。

 この後、オンサイドキックを敢行するが10ヤードに届かず、攻撃権を奪うことができず試合終了。

 「今日の試合ではどの選手も浮き足立って、自分のいいプレーができなかった。アサイメントミスやオフサイドなどの反則といったくだらないミスが多かった」と、大橋HCは反省しきり。

 次の相手は松下電工インパルス。「19日のJXBまでに我々がもう2ステップ上がらなければ勝負にならない」と大橋HCはチームのさらなる進化を誓った。



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