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アサヒビールvs東海銀行

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

アサヒビールシルバースター

7

7

7

0

21

東海銀行レッドウエイブ

0

6

0

6

12


東海銀行の挑戦。あと一歩及ばず。

 2年振り1部復帰の東海銀行がシルバースターにどう戦いを挑むのか注目されたこの試合は、東海銀行の健闘が光った。

 RB中村の22ydランでシルバースターが7-0とリードして迎えた第2Q早々、東海銀行はRB飛田のランを軸に敵陣奥深くまで攻め込むが、第4ダウン1ydの場面でギャンブルを選択するが失敗。その後、前半残り1分30秒でQB金岡からWR梶山への26ydTDパスで14-0と突き放した。

 そのまま前半終了かと思われたが、ここで東海銀行が食らいつく。前半残り37秒、東海銀行、ツイン体型からのWR藤江と道角のクロスパターンはシルバースターDBのマンツーマンを道角が振り切りパス成功。シルバースター陣5ydに迫った。
 このチャンスにパワーI体型からQB小林が自ら飛び込んでTD。2ポイントを狙うが失敗、シルバースター14-6で前半を折り返した。

 続く後半、東海銀行の第一シリーズはスイープ、ロールアウト等で、シルバースターディフェンスを左右に振り回し、敵陣奥深くまでせめこむものの、第4ダウン2ydの場面でやはりギャンブルを試みる。
 しかしながらここでもQB小林が痛恨のピッチミス。第1ダウン獲得には至らなかった。

 その後シルバースターQB金岡の69yd独走TDが飛び出し、シルバースター21-6で迎えた第3Q残り1分。東海銀行は大型新人QB小川を投入。
 前日のミーティングで「男になりましょう」言ったという小川は、シルバースターディフェンスのプレッシャーに苦しみつつも果敢にパスを試みる。WR道角への37ydパスや、自らのスクランブルを織りまぜつつ、最後はRB飛田のスイープでTD、東海銀行は12-21とシルバースターと追い上げる。

 しかし2点をねらったTFPは失敗。1TDでは追いつけない点差になってしまう。その後も2度のシルバースターオフェンスをパントに追いやるが、反撃もここまでだった。

 シルバースターはQB金岡やWR梶山、RB中村がさすがと思わせるプレーを随所に見せたものの、2度のFGを失敗するなど、細かいところでのミスが目立った。
 東海銀行は、主将・藤江も「自滅」という通り、ゴール前でのギャンブルを失敗するなど、勝負どころでの精神的弱さが露呈された。

 


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