X League
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オンワード VS 東海銀行

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

オンワード オークス

0

28

7

20

55

東海銀行 レッドウエイブ

0

9

0

0

9


オンワード大爆発!完全Vへ向け準備OK!

 Xリーグを代表する強豪・オンワードと、今年善戦をしながら勝ち星のない東海銀行が10月14日東京ドームで対戦した。

 コイントスに勝ち、レシーブを選択したオンワードは、QB須永からWR武井へのパスでダウンを更新するものの、あとが続かずパント。東海銀行もQB小林からWR道角へのパスでオンワード陣に攻め込むが、決め手を欠き得点できない。

 東海銀行は次のドライブでも、RB飛田の36ヤードのロングゲインでチャンスを掴むが、オンワードDE松村の活躍などに阻まれて惜しい得点機を逃してしまう。

 均衡状態を破ったのはやはり試合慣れしているオンワードだった。自陣20ヤードからのオフェンスをRB渡辺、RB大塚のランを中心にボールを進め、11プレイ目にRB山口がオフタックルを走り抜けてTD。TFPも成功して7−0と先制する。

 これで波に乗ったオンワードは、LB石川の素晴らしいプレーなどで、東海銀行にダウンの更新を許さず、敵陣39ヤードという絶好のフィールドポジションを得る。
 ここ位置から反則で下がりながらも、最後はQB須永からWR河本への47ヤードのロングボムが決まり、14−0とリードを広げた。

 東海銀行は、QBを京大出身の小川に代えて反撃に転じる。自陣39ヤードからの攻撃で、QB小川がWR道角、WR藤江らに立て続けにパスをヒット。9プレイ目にQB小川が、自ら左オープンを走りきりTDをマーク。TFPは失敗したものの8点差にリードを縮めた。

 しかし、一度火のついたオンワードオフェンスは、留まるところを知らない。QB須永からWR神へ。40ヤードのパスが成功してTD。再び点差を広げる。

 東海銀行も必死の反撃を試みるが、FGを追加するのが精一杯。逆に余裕の出たオンワードは、須永に代えて若い冨澤をQBに起用。その冨澤が首脳陣の期待に応え、オフェンスをリード。
 最後は、RB山口がOLの完璧なブロックに守られてTD。前半を28−9、オンワードの大量リードで終了する。

 後半に入ると、さらに地力の差が出て一方的な展開となった。3QにRB佐藤のランで1TDを追加したオンワードは、4Qに再びエースQB須永を投入、更に3TDを追加して55−9で完勝した。

 この試合でオンワードは、トータルで694ヤード、35ファーストダウンを獲得するなどXリーグトップクラスの攻撃力を遺憾なく発揮した。
 オンワード・木暮監督は、「東海銀行は強かった。特にオフェンス力があるチームであるということは認識していたので、ディフェンスのコーチ達は、緊張して試合に臨んでいたが、やはり最初は向こうのプラン通りにやられてしまった。過去2年間、リーグ戦の疲れが残った状態でシルバースター戦を迎えていたが、今年は春からコンディションニングに気を付けていたので、疲れを残さないで状態でここまできている。最後のシルバースター戦も、ベストの状態で臨めるようにしたい」と完全Vへ向け、誓いを新たにした。  


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