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松下電工vsブラックイーグルス

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

松下電工インパルス

7

17

28

0

52

大阪ブラックイーグルス

0

0

0

0

0


エースQB渋谷が復活!松下電工が52−0で大勝。

 今季も、優勝候補の筆頭にあげられる松下電工インパルスが、大阪ブラックイーグルスと対戦、52−0と圧勝した。

 試合は第1Q5分12秒にRB高本がTDを奪い、松下が先制。その後も高本、粳田の堅実な走りで、敵陣に攻め込むものの決め手に欠いていたが、第2Q2分4秒粳田が、左オープンを走り抜けTD。14ー0とリードし、ようやく重苦しいムードから解放された。
 また、松下の最大の課題であるパッシング攻撃のキーマン、QB渋谷も前半から積極的にロングパスを決め、前半終了間際にはWR井ノ口への46ヤードのTDパスがヒット。後半に入ってからも、ホットラインWR渡辺や古本へのパスが成功しTDの山を築き、復活を大いにアピールした。

 1試合で3TD、パス獲得も282ヤードと荒稼ぎの渋谷は「春は、怪我で試合に出られなかったので、早く試合に出たいという気持ちで一杯でした。点は沢山取れましたが、プレッシャーのないときでもパスを失敗しているので、今日の評価は70点位ですね。この調子だと上位チームと対戦するとき、通用しないでしょうね」と手応えを感じながらも、気を引き締め直していた。

 主将の脇坂、白岩、中西らの守備チームも、ブラックイーグルスのラン攻撃をわずか92ヤードに押さえこむ相変わらずのパワフルぶりを存分に発揮し、チームの掲げた「肉体1、2倍化計画」の成果をみせた。
 川口監督は、「とにかく立ち上がりが遅いので、なんとしても先制点が欲しかった。だから第1シリーズで点が取れたことは評価できますね。また、渋谷が戻ってパスが投げられる分、WRも一生懸命に頑張ってますわ。高本、粳田の2人も、よく走ってくれましたね。ただ、大勝すると、次の試合がボロボロになることが多いので浮かれないようにします」と大勝発進に、満足げな表情であった。

 一方のブラックイーグルスは、全くといっていいほど良いところが無かった。社会人になってから急成長を果たしたQB杉谷も積極的にパスを投じ、また新人RB丹野も義政監督の期待に沿う頑張りを見せたものの、全体の練習不足は否めず、プレーのタイミングが合わなかったり、大きな反則が多かったり反省点も多い。
 「ビッグプレーが出ても、その後が続かない。勝ち負け以前の問題が多すぎます」と義政監督。今季は、後援スポンサーの新規獲得といったフィールド外での戦いもありそのためにも1部残留は最低条件。当分は様々な面での苦しい展開が続きそうだ。

 


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