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松下電工 VS アサヒ飲料

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

松下電工 インパルス

0

0

0

7

7

アサヒ飲料 ワイルドジョー

0

0

0

0

0


悪天候のロースコアー。松下電工 辛勝で乗りきる!

 昨年敗退したファイナル6を勝ち抜くために、QB渋谷を中心にパスのチームとして秋のシーズンを戦う松下電工インパルスが、ここまで2連敗と元気のないアサヒ飲料ワイルドジョーと対戦した。

 昨晩から降り続く雨で、グランドはぬかるみ、時折強い雨の降る天候。パス中心に組み立てる松下電工にとってはかなり苦しい戦いとなった。

 試合開始直後の第1シリーズ、自陣の33ヤードから渋谷からWR井ノ口へのパスが成功し、一気に敵陣36ヤードまで攻め込んだ。
 そこからRB粳田や須黒のランでゴール前22ヤードまで進むが、4ダウン6で痛恨のデイレーオブザゲーム。5ヤード罰退しての44ヤードのFGもK村井が外し、先制のチャンスを逃した。

 一方のアサヒ飲料も、立ち上がりは相手のミスにも助けられ、敵陣40ヤードまで攻め込む。「今日は、3ー0で勝とうと思っていた」(山崎監督)というプランの通りになるかと思われたが、ここから3回のランプレーをことごとく止められ、FGレンジまでも届かない。

 その後は松下電工が相手陣内に攻め込むものの、決め手に欠き得点が奪えない。後半に入ってからも膠着状態が続き、誰もがこのまま引き分けかと思い始めた試合終了まで5分を切った頃。アサヒ飲料の攻撃でランナーがファンブル。松下電工にゴール前5ヤードからの攻撃権が転がり込んだ。

 この願ってもないチャンスを、RB粳田が走り抜けてTD。両チーム合わせての初得点で、ようやく7ー0とリードを奪い、冷や汗の1勝を手にした。

 川口監督は「守備がせっかくくれたチャンスを全然モノにできませんでした。こんなロースコアの試合でFGが決まらないのも苦しいですわ。攻撃チームが、今日は守備が止めてくれるから、ということで気持ちが入ってなかったんとちゃうかな。雑なプレーが多かったですわ。それにしても3ダウンの攻撃と敵陣20〜30ヤードからの攻撃の詰めが甘い。これを直さんと、どうにもなりませんわ」と2試合続けての不甲斐のない試合にかなり厳しい表情だ。

 その松下電工の強力な守備に獲得ヤードがわずか35ヤードに終わったアサヒ飲料の山崎監督は「最初の方はうちにも運があったのに、それを自ら手放してしまいましたね。これで3強との戦いが終わりましたが、これから対戦するチームの方が戦いにくいと思っています。何とか選手に自信を取り戻させて、今波に乗るブラックイーグルスには勝ちたいと思います」と3度目の出直しを誓っていた。

 


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