オンワード快調!まずは初戦突破!
92年秋季リーグ戦以来、6年ぶりの対戦となったオンワードオークス対三和銀行ラークヒルズ。オンワードが、終始三和銀行を圧倒して37−7で勝利を飾った。
オンワードは第1Qのはじめこそ自慢の攻撃が不発に終わったが、QB須永からWR河本へのロングパスで一気に三和銀行陣内34ヤードまで進み、新人WR井本(立命館)へのパスが通った後の5分36秒、RB大塚が中央を抜けて22ヤードを走り先制TDを奪う。
その後三和銀行も、キックオフリターンをKR林が敵陣39ヤードまで持ち込みチャンスをつくるが、反則とQBサックで押し戻されてしまう。
オンワードはQB須永からRB渡辺へのロングパスが通り、TDパスを試みるが決まらず。第2Q15秒にK小島が39ヤードのFGを決め10−0とリードを広げる。
三和銀行は、QB重崎がランプレーを中心に攻撃を展開するものの、オンワード守備陣の素早い動きにプレーを寸断されて前進できない。
3分16秒にもオンワードはQB須永からWR武井への39ヤードTDパスが決まり、17−0。
オンワードは7分38秒にQBを冨澤に代える。2分35秒にはQB冨澤からWR高木へ37ヤードTDパスが右サイドに決まったが、これは反則のため取り消されてしまう。
その次のプレー、QB冨澤が左サイドへパス。この30ヤードTDパスを新人WR斉藤(東海大)がキャッチして24−0とする。
さらに9分55秒には、三和銀行QB重崎が放ったパスをDB佐原がインターセプト。敵陣24ヤード地点からオンワードの攻撃開始。このチャンスにWR渡部、武井へのパスで敵陣11ヤードまで進むと、最後はQB冨澤からWR渡部へTDパスが通り、31−0で前半を終了する。
後半に入り、オンワードは新人DL渡辺太(東海大)が連続QBサックを決めるなど、守備陣の健闘で三和銀行に得点を許さない。
第3Q7分24秒に三和銀行は、オンワード陣内10ヤードまで攻撃を進める。ここでオンワードが、痛恨のパスインターフェア。ゴール前3ヤードまで攻め込まれる。
そして8分45秒、RB米木が1ヤードを飛び込みTD。7−31とする。
その後、オンワードは攻撃のリズムがかみ合わず得点圏内に進むことが出来ない。
第4Qに入り、オンワードはWR高木、西原へのパスとランなどで敵陣5ヤードまで攻め込むがTDを奪えず、K小島がFGを決め34−7。
さらにDB杉田主将のインターセプトでチャンスをつかみ、再びK小島が33ヤードを決め37−7とする。8分12秒にもDB大野がインターセプトを奪い、三和銀行の攻撃の芽を摘んだ。
オンワード木暮監督は「やろうとしていたことが出来なかった。色気をだしすぎた。次は富士通戦。富士通は確実に強くなっている。今日から3週間がヤマだ」と次の戦いに向け気合いを入れた。
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