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鹿島 VS 三和銀行

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

鹿島 ディアーズ

21

24

7

14

66

三和銀行 ラークヒルズ

0

0

0

0

0


鹿島、攻守に圧倒的!大量得点!完封!

 第1Qに3TDを奪った鹿島ディアーズが66−0と三和銀行ラークヒルズを圧倒して2連勝を飾った。

 鹿島は第1Qファーストシリーズ。59秒にまずRB堀口が密集を抜けて68ヤードを独走先制TDを奪う。さらにQB川上からWR植村へのパスとRB児玉、新人WR志田(日大)のランプレーで敵陣15ヤードまで進む。そして4分14秒RB児玉が2ヤードを走りTD。14−0とリードを広げる。
 5分19秒には、相手ファンブルボールをLB百瀬がリカバーして敵陣33ヤードで攻撃権 を獲得すると、QB川上からWR志田への21ヤードTDパスがとおり21−0。
 第2Qに入っても鹿島の攻撃は得点を重ねる。RB堀口が中央突破して9ヤードを走りTD。3分すぎにもインターセプトからチャンスを得て、RB児玉が38ヤードを独走TD。35−0と大きく点差を引き離す。

 得点を返したい三和銀行はQBを新人・横山(青山学院大)から重崎に代えて前進を図るものの、鹿島のオールジャパン級守備陣がことごとく立ちはだかり敵陣すら入り込めない。鹿島は5分48秒、K中筋が48ヤードFGを決め38−0。
 さらにQB川上からTE磯野への2ヤードTDパスが決まり前半だけで45点を奪う猛攻をみせた。

 後半に入っても鹿島の攻撃は衰えない。第3Q10分28秒にはQB川上から今季シーズン絶好調のWR椎野へ4ヤードTDパスがとおり52−0。ここから鹿島は三和銀行の守備に手を焼き得点を奪うことができなかったが、第4Q4分52秒には新人RB池場(法政大)が2ヤードを走りTD。
 続く9分22秒にもQB川上からWR植村への22ヤードTDパスが決まり66−0と大量得点をあげた。

 三和銀行は攻撃でパスがとおらず4回のインターセプトを奪われ、ランプレーもスピードのある鹿島守備陣に止められたのが痛かった。そして守備でも鹿島が誇る堀口をはじめとするRB陣を自由に走らせ、豊富なレシーバー陣にプレッシャーをかけることができずにフリーに動かさせたのが、大量得点された原因だった。

 鹿島の高野ヘッドコーチは「今日はこんなものでしょう。三和銀行の攻撃は得点力があまりないのでそれほどこわくはなかった。三和銀行の守備にはきをつけていた。なかでも注意していたのは相手のブリッツ。この処理だけを考えていたが、相手の自滅に助けられた。(第1Qで)勝負あった。次の試合は雑にならないように、大味な試合にならないように気をつけたい」と圧勝となったゲームを振り返った。


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