X League
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富士通 VS 三和銀行

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

富士通 フロンティアーズ

0

10

7

7

24

三和銀行 ラークヒルズ

0

0

0

0

0


富士通、完封で嬉しい初勝利!

 富士通フロンティアーズがうれしい初白星をあげた。台風10号の影響から激しい雨、突風の吹く悪状況の中で行われたゲームだったが、着実に得点を重ねた富士通が三和銀行ラークヒルズを24−0と完封。三和銀行は4連敗でCENTRAL最下位が決定した。

 第1Q、三和銀行の第1シリーズ攻撃を三和銀行陣内40ヤードでパントに食い止めた富士通は、自陣10ヤードから攻撃を開始。先発QB中澤が、RB森本、安田のランプレーを中心にゲインを重ね、敵陣40ヤードまで進める。そしてRB森本へのパスで敵陣20ヤードまで進撃するものの、ホールディングなどの反則で罰退させられて、結局パントに終わり、得点できない。
 しかし富士通は第2Q1分17秒、RB森本が三和銀行守備に激しいタックルを受けながらも36ヤードを走りきり先制TDを奪う。さらに三和銀行の攻撃を押さえ込んだ富士通は、自陣40ヤードから攻撃を開始。RB平塚が38ヤードのロングランをみせ、敵陣22ヤードまで攻め込む。
 ここではファーストダウンを更新することができなかったが、4分19秒、K川上が32ヤードのFGを確実に決めて10−0とリードを広げる。

 三和銀行は自陣31ヤードからの攻撃で、QB重崎からWR西へのパスがとおり敵陣45ヤードまで進む。しかし富士通の守備に前進を阻まれ、フォースダウンに追い込まれる。ここでフォースダウンパントフォーメーションからRB林がスナップを受けてラン。ファーストダウンを更新する。
 ここからRB林のラン、WR藤縄へのパスで敵陣15ヤードまで前進。絶好の得点チャンスだったが、富士通のDB宮崎がパスをインターセプトして、三和銀行の攻撃を寸断した。

 後半に入り、両チームともに攻撃を進めることができずパントの応酬。富士通は敵陣26ヤードまで攻めるが、TDに至らず27ヤードFGを狙うも失敗に終わる。

 この均衡を破ったのは富士通。第3Q9分59秒、三和銀行のパントをリターンしたR小野寺が30ヤードを走りTD。17−0とする。
 さらに第4Q5分35秒、RB森本が65ヤードを独走してTD。24−0とダメを押した。

 この後、三和銀行は自陣40ヤードから攻撃を開始。敵陣18ヤードまで攻めるが、富士通守備のDL市浦、LB飯田に連続QBサックを浴びてしまい、得点チャンスを生かせなかった。

 富士通のカート・ローズ・ヘッドコーチは「今日ランプレーが多かったのは天候のせいもあるが、リードしていきたかったし、ミスを少なくしたかったからだ。ランプレーはよかった。4月25日以来の勝利だけに、全員に勝利の喜びがある。盛り上がっている。次の試合に向けて練習にも気合が入ってくる。(次の相手)レナウンは守備がアグレッシブだし、QB鈴木のショットガンが効果的で昨年以上に攻撃が良くなっている」と2勝目に向けて気合いを入れる。

 


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