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リクルート VS 三和銀行

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

リクルート シーガルズ

14

14

12

21

61

三和銀行 ラークヒルズ

0

0

0

0

0


リクルート 9TDの猛攻でファイナル6進出!

 前節で王者・鹿島ディアーズに20−28で惜敗したものの、3勝1敗と自力でのファイナル6進出の可能性を残すリクルート・シーガルズと、4戦全敗で入替戦出場が決定している三和銀行ラークヒルズ。
 対照的な戦いぶりを見せるCENTRALの両者の対戦は11月4日午後4時から東京ドームで行われた。

 ラークヒルズは自陣17ヤードからの最初の攻撃シリーズ、3ダウン4からQB重崎が投じたパスをシーガルズDB小宮にいきなりインターセプトされてしまう。
 逆に敵陣25ヤードと絶好のフィールドポジションで攻撃権を得たシーガルズは、2プレー目にQB松本がWR河本への20ヤードのTDパスを決め、あっさり7点を先制した。

 続いてシーガルズ自陣20ヤードからの続く攻撃。ダウンを3度更新して敵陣に攻め入るものの、立て続けに反則を犯して第4ダウンに追い込まれる。しかし、ここでパント体型からスナップを受けたP大久保(征)が中央に出たLB石山へパス。石山は無人の野を行くがごとくの疾走で35ヤードのTD。14−0と幸先のよいスタートを切った。

 苦しい立ち上がりとなったラークヒルズは3シリーズ目、相手のパスインターフェアやWR亀山のパス捕球で2度のフレッシュを奪うものの、後が続かずパントに。
 一方、第2Qに入ってQB新生を投入したシーガルズは、自陣48ヤードからの第4シリーズで10プレーをかけてゴール前2ヤードに迫ると、9分44秒にRB亀山が中央に飛び込んでTD。
 さらに11分47秒にも、交代出場したQB高橋からのスクリーンパスを受けたWR河本が27ヤードを走ってTD。28−0として前半を折り返した。

 第3Qに入っても、シーガルズは攻撃の手を緩めない。3分9秒に新人RB米田(東海大)がスウィープから9ヤードを走ってTD(TFPのラン失敗)。6分24秒にはQB高橋がWR大久保(勝)に13ヤードのTDパス(TFPのパス失敗)を通して40−0とリードを広げると、第4Qにも米田の2TDランなどで21点を追加。
 13回の反則で94ヤードを失ったのは課題となったが、計9TDを奪う61−0の圧勝でディアーズに次ぐディビジョン2位を確保し、ファイナル6進出を決めた。

 ラークヒルズは、後半から新人QB横山(青山学院大)がオプションを軸にコツコツとゲインを重ねたものの、シーガルズの強力ディフェンスにわずかトータル35ヤードに抑えられ、今季3試合目の完封負けを喫した。

 2年ぶりの日本一へ、攻守ともに圧倒的な力を見せつけたシーガルズのデビッド・スタントヘッドコーチは「全体的には素晴らしい試合だったが、オフェンスはまだまだプラン通りにはいっていない。ファイナル6まで日がないので、スカウティングなどコーチ力の勝負になってくる」と、気合の入った表情。
 一方、ラークヒルズの塚本監督は「核となるプレーをつくれなかったのがオフェンスの不調の原因。入替戦まで1カ月半あるのでそれまでに立て直したい」と1部残留への意気込みを語った。


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