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日産プリンス東京 VS 住友銀行

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

日産プリンス東京 パルサーズ

10

7

8

0

25

住友銀行 スプリングス

7

7

0

0

14


日産プリンス東京が逆転勝ちで3勝目!

 1部に昇格した昨年、緒戦でリクルートを破る金星で波に乗り、ファイナル6出場をはたした日産プリンス東京。
 しかし、今シーズンはすかいらーくに足元を救われるなど苦しい戦いを強いられている。プレーオフに勝ち残るにはもう負けられない状況の中、10月13日東京ドームで住友銀行と対戦した。

 試合最初のプレー、日産プリンス東京のキックオフをレシーブした住友銀行KR藤田が巧みなカットとスピードでカバーチームを抜き去り、最後は左サイドライン際を独走してTD。僅か15秒で住友銀行が先制した。
 日産プリンス東京もすぐに反撃。けがの板坂に代わって先発のQB岡本がRB勇にパスを決めて大きく前進。FGにつなげて点差をつめた。

 日産プリンス東京は続くオフェンスでもQB岡本からWR中沢の35ヤードのロングパスが決まってゴール前に迫り、最後は得意のオプションからキープにでたQB岡本がエンドゾーンに走り込んでTD。10−7と逆転に成功。
 試合の流れを引き戻した日産プリンス東京は住友銀行オフェンスにダウン更新を許さず、敵陣47ヤードという好位置から攻撃。今度は9プレーすべてランでボールを進めて、RB田辺がTD。17−7とリードを広げる。

 この時点では日産プリンス東京の楽勝かと思われたが、住友銀行もあきらめなかった。QB大塚からWR永峰への63ヤードのロングパスで一気に敵陣にはいると4プレー後、ピッチを受けたRB笹川がディフェンスをうまくかわしてTD。前半を17−14と3点差で終了した。

 後半最初の攻撃、日産プリンス東京はRB氏家のダイブを中心に確実にボールを進めた。11プレー、7分近く時間を使ったこのシリーズを最後はオプションからピッチを受けたRB田辺が3人のディフェンダーをはねとばす力強い走りでTDに結び付けた。
 TFPはホールダーにはいったQB岡本からTE秋元へのトリックプレーが見事に決まって25−14と点差を広げた。

 1部リーグ2勝目を目指す住友銀行はQB大塚のパスに活路を見出そうとする。しかし、レシーバーとの呼吸が合わず、落球やオーバースローが続いてドライブを進めることが出来ない。

 3Q後半、自陣42ヤードという好位置から攻撃権をつかんだ住友銀行は2回の4thダウンギャンブルを成功させてゴール前7ヤードで1stダウンという絶好のチャンスを手に入れた。
 ところがエンドゾーンまで3ヤードに迫ったところでピッチが乱れ、大きくロス。最後に投げたパスも失敗して絶好機を逃した。
 結局、これが試合のターニングポイントになり、日産プリンス東京が貴重な3勝目をマークした。

 先発起用に勝利で応えた日産プリンス東京のQB岡本は「久しぶりの先発で緊張しました。前の3試合ではプレーコールが消極的だったので、今日はパスを使った積極的なプレーをしていくことに意識を集中していました」と語った。


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