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日産プリンス東京 VS リクルート

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

日産プリンス東京 パルサーズ

7

7

0

7

21

リクルート シーガルズ

7

7

21

21

56


シーガルズ後半の猛爆!大量得点で圧勝!


 後半に大量6TDを奪ったリクルートシーガルズ(CENTRAL2位)が、56−21で日産プリンス東京(EAST1位)を下し、ファイナル6準決勝進出を決めた。  この結果、リクルートは29日、大阪市長居球技場でアサヒ飲料チャレンジャーズと東京スーパーボウル出場を賭けて戦う。

 日産プリンス東京は、第1Qにキックオフリターンを中沢がビッグリターンを見せ、新人QB岡本(法政大)、RB氏家、田辺のランプレーでファーストダウンを3回更新。敵陣19ヤードまで進入する。
 ここでもQB岡本、RB氏家のランプレーでゴール前8ヤードまで進み、5分7秒、QB岡本から左サイドのTE秋元へTDパスが決まって先制。

 追うリクルートは、RB中野のロングゲインで敵陣内まで進むが、反則で罰退させられる。しかしQB松本からWR堀江へのパスが通って、ファーストダウンを奪う。
 敵陣に入り、攻撃を展開するものの、ファーストダウンが奪えず、パントとなる。

 日産プリンス東京もランプレーを中心に攻撃を進め、RB田辺が大きくゲインしてTDと思われたが 日産プリンス東京、リクルートともに反則でTDが無効。
 この後、攻撃権を奪ったリクルートはSB高岡、大久保(勝)へのパス、RB中野、亀山のランプレーでFDを更新。敵陣6ヤードまで進み、第1Q残り30秒にQB松本からSB安部へのTDパスで、7−7の同点に持ち込む。

 第2Q、リクルートはRB中野のランプレー、WR河本へのパスで敵陣に入り、再びRB中野のラン、SB安部へのパスで敵陣24ヤード。ここからQB松本からWR河本へのTDパスが通り、14−7とリクルートが逆転に成功する。
 日産プリンス東京は、RB関野のロングゲインでリクルート陣内6ヤードへ。そして5分25秒、RB氏家が中央突破してTD。14−14と再び同点になり、前半を終了する。

 第3Qに入り、リクルートの攻撃陣が爆発する。遠藤がキックオフリターンを大きくリターンすると、RB中野のランとWR堀江への3連続パス成功で日産プリンス東京陣内1ヤードまで一気に進むと、最後はRB中野のダイブでTD。21−14とリード。
 さらに守備の奮闘で、日産プリンス東京の攻撃をパントに終わらせ攻撃権を獲得。日産プリンス東京の反則もあり、リクルートは敵陣29ヤードに進み、SB安部のランとパスキャッチで敵陣13ヤードに。そして5分37秒、QB松本から新人WR高岡(京大)へのTDパスが決まり、28−14。
 また7分31秒にはWR堀江へのTDパスがとおり35−14と大きくリードする。

 日産プリンス東京は、QB岡本のパスを中心にして前進を図るものの、リクルート守備陣の素早い出足にゲインできない。
 第4Q、リクルートはWR大久保へのパスなどで攻め込むが、得点には至らない。2分過ぎにはQBを新生に代えて攻撃を展開する。

 5分51秒には、QB新生からWR河本への46ヤードロングパスでTDを奪い42点目を奪う。さらに日産プリンス東京のファンブルから、敵陣8ヤード地点で攻撃権を確保、ここでQB高橋を投入してSB亀山が1ヤードを飛び込みTD。49−14。
 9分9秒にもQB高橋から新人WR脇田へ31ヤードTDパスがとおり56点目を獲得する。

 追う日産プリンス東京は果敢に攻め、試合終了3秒前にQB岡本からWR中沢へ27ヤードTDパスがとおり21−56としたがタイムアップ。後半に6TDを奪ったリクルートが勝利をおさめた。

 リクルートのD.スタント・ヘッドコーチは「選手たちは、前半考えすぎていた。ハーフタイムの時、自分たちのプレーをしようと話した。守備はアグレッシブなプレーをしてくれた。うちの守備ができていた。攻撃も松本が素晴らしいプレーをみせてくれた。中野、堀江と故障者がもどってきてくれたことも大きい。次はアサヒ飲料。守備もいいけれど、RB中村、津乗とQB田中は上手い。今日の攻撃ができれば相手は関係ない。しかしアサヒ飲料強いよ」と次のアサヒ飲料をしきりに警戒していた。


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