後半に大量6TDを奪ったリクルートシーガルズ(CENTRAL2位)が、56−21で日産プリンス東京(EAST1位)を下し、ファイナル6準決勝進出を決めた。
この結果、リクルートは29日、大阪市長居球技場でアサヒ飲料チャレンジャーズと東京スーパーボウル出場を賭けて戦う。
日産プリンス東京は、第1Qにキックオフリターンを中沢がビッグリターンを見せ、新人QB岡本(法政大)、RB氏家、田辺のランプレーでファーストダウンを3回更新。敵陣19ヤードまで進入する。
ここでもQB岡本、RB氏家のランプレーでゴール前8ヤードまで進み、5分7秒、QB岡本から左サイドのTE秋元へTDパスが決まって先制。
追うリクルートは、RB中野のロングゲインで敵陣内まで進むが、反則で罰退させられる。しかしQB松本からWR堀江へのパスが通って、ファーストダウンを奪う。
敵陣に入り、攻撃を展開するものの、ファーストダウンが奪えず、パントとなる。
日産プリンス東京もランプレーを中心に攻撃を進め、RB田辺が大きくゲインしてTDと思われたが
日産プリンス東京、リクルートともに反則でTDが無効。
この後、攻撃権を奪ったリクルートはSB高岡、大久保(勝)へのパス、RB中野、亀山のランプレーでFDを更新。敵陣6ヤードまで進み、第1Q残り30秒にQB松本からSB安部へのTDパスで、7−7の同点に持ち込む。
第2Q、リクルートはRB中野のランプレー、WR河本へのパスで敵陣に入り、再びRB中野のラン、SB安部へのパスで敵陣24ヤード。ここからQB松本からWR河本へのTDパスが通り、14−7とリクルートが逆転に成功する。
日産プリンス東京は、RB関野のロングゲインでリクルート陣内6ヤードへ。そして5分25秒、RB氏家が中央突破してTD。14−14と再び同点になり、前半を終了する。
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