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サンスター VS マイカル

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

サンスター ファイニーズ

0

7

0

7

14

マイカル ベアーズ

7

0

14

3

24


因縁対決はマイカルに凱歌!サンスター手痛い2敗目!

 ここまで1勝1敗同士の、マイカルベアーズとサンスターファイニーズが対戦。ファイナル6出場のためにも、ぜひ勝利をおさめておきたい両チームが熱戦を繰り広げた。

 キックオフからいきなりの波乱だ。サンスターのK浅野がキックオフしたボールを、マイカルの徳重がリターン。しかし、するどいタックルを受けファンブル、サンスターは敵陣24ヤードからの攻撃権を得た。
 ここから、RB山崎や、井場がオフタックル付近を攻めゴール前5ヤードまで迫ったが、決め手に欠いて、最後はK浅野が32ヤードのFGも失敗。先制点を奪うことができなかった。
 直後のマイカルの攻撃では、RBの仕事人、山口がスターターで登場。2プレー目に右のオフタックル付近をタックルをかわして走り抜け、最後はLB奈良のタックルも手で振り払い、74ヤードを独走してTD。先制点はマイカルが奪った。

 サンスターも次の攻撃でも山崎や井場のラン、そしてQB柴田からWR田崎へのパスが決まるなどして、ゴール前1ヤードまで迫った。
 しかし、ここから柴田のキーププレーがことごとく止められ、結局無得点に終わった。サンスターは次の攻撃でも、相手反則に救われながらもボールコントロールに徹し、約60ヤードをドライブ。
 そして最後は柴田から、久村へのパスが決まりTDし、7ー7の同点とした。

 マイカルは前半、パントを除くと8プレーしかできていない。「攻撃に関しては、前半で参考になるようなことが何も得られなかったので、もう一度試合を最初から始めるつもりで後半に臨みました」と久保田監督。
 その直後、自陣11ヤードからの攻撃で第4ダウンにパント体型から、P山本が中央を走りファーストダウン。そこからQB辻が自ら持って走るなどしてゴール前2ヤードまで迫り、最後はRB波武名が左オープンを走り抜けTD。
 波武名は次のシリーズでもゴール前25ヤードからの攻撃で、辻からバックパスを受けたあと、今度は走らずにWR竹田へパスを投げるというスペシャルプレーでTDを奪い、流れをマイカルに引き寄せた。

 現状を打開したいサンスターは、脳震とうの柴田に代わり、2年ぶりに現役復帰したQB浅井を起用。その2シリーズ目に、田崎や山崎へのパスをテンポ良く決め、あと1ヤードというところまで迫り、最後はRB山崎が中央に飛び込みTD。14ー21とした。

 しかし、第4Q9分3秒にマイカルのK古河が24ヤードのFGを決めてジ・エンド。前半苦しんだマイカルがかろうじて勝利を収めた。

 久保田監督は「ラッキーです。ボールコントロールが出来ず、点を取れたのがサンスター戦用に用意していたプレーだけだった、というのが気にかかります。反則が多かったのも展開がしんどくなった一因でしょうね」と冷や汗ものの勝利に表情も険しい。
 一方、2敗となったサンスターの村田ヘッドコーチは「ゴール前でのチャンスを逃したのは、私のミスです。今日は攻撃が良く出ていたので、点を取れなかったのが、本当に悔しい」と反省しきりだった。

 


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