すかいらーくスカイラークスが今季4戦目にして白星をあげた。
どうしても勝ち星が欲しいすかいらーく。今日のレナウンローバーズと戦いでは、各Qごとに着実に得点を重ね、28−14で勝利をおさめた。レナウンは1勝3敗。
すかいらーくは第1Q、レナウンのディフェンス陣にてこずっていたが、6分18秒にRB渡辺が左サイドを20ヤード独走して先制TD。
第2Qにも、すかいらーくのRB加畑を中心としたランプレーが、レナウンの守備を切り裂く。QB山田からWR金井へのパスが決まって、ゴール前10ヤードまで進出。最後はQB山田が、ランでエンドゾーンに走り込みTD。14点をリードする。
一方レナウンは、今季加入したQB八木健太のパスが不調で、得点圏内に入り込むことができない。
第2Q6分過ぎにはQBサックを浴びて八木が退場。代わって鈴木が攻撃を指揮するが、すかいらーくディフェンス陣に前進を阻まれる。
第3Q1分10秒には、すかいらーくエースRB加畑が50ヤードを独走してTD。さらに得点差を広げる。
レナウンは、QB鈴木がショットガン体型からTE金子、RB田中にパスを決め、敵陣10ヤードに。そしてWR船越へ6ヤードのTDパスを通して7−21と追い上げる。
すかいらーくは、RB加畑のランプレーで前進を図り、6分33秒にQB山田から新人TE朝内大輔(日体大)への40ヤードTDパスが決まり28−7とまたも点差を広げる。
レナウンはQB鈴木のパスワークで活路を見いだそうとするが、すかいらーくディフェンス陣を切り崩すことができない。
第4Q2分過ぎ。レナウンは再びQBを八木に代える。レナウンディフェンス陣が、すかいらーくQB山田へのサックからファンブルを誘い出し、リカバー。攻撃権を獲得する。
このチャンスに八木がWR船越に68ヤードのロングパスを決めて、敵陣12ヤードまで進出。
ここでWR高岡へTDパスが通り14−28。2TD差に再び戻す。
しかし、レナウンの追い上げもここまで。すかいらーくが貴重な勝利をつかんだ。
すかいらーく矢口ヘッドコーチは「今シーズンはじめてやりたいことがやれた、という試合。最初からラン主体のゲームプランを考えていた。その通りのやれた。春から一生懸命取り組んできたパスもそこそこできた。しかし試合としては絞まらない、大味だっただけに収穫はあまりなかったといえます。それに最終戦の三和銀行戦をにらんでもっと得点したかった。三和銀行は侮れない相手。負ければ得失点差で最下位という可能性もありますからね。何が何でも勝ちにいきます」と初勝利に笑顔もなく、次の三和銀行戦(31日、横浜スタジアム)をにらんでいた。
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