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【SUPER 9】アズワン-ノジマ相模原 試合レポート

’13.11.11

後半、ノジマ相模原が本領発揮。アズワンを突き放し大差で圧勝

 

 ファイナル・ステージ進出のためにはここで負けるわけにはいかないノジマ相模原ライズ(CENTRAL2位)と、セカンド・ステージSUPER9(上位リーグ)3年目の挑戦で何とか初白星を挙げたいアズワンブラックイーグルス(WEST3位)が対戦した。

 

 

アズワンはRB#4加藤が奮闘する (Att10-50yds-1TD)

 先制したのはノジマ相模原。

 2回目の攻撃シリーズとなった自陣22ヤードから、QB#5木下がWR#80石川へパスを決め前進すると、続いてWR#7井本へ縦へのロングパスが決まり、そのままエンドゾーンまでの66ヤードを走り抜けTDを奪った。

 

 このまま波に乗るかと思われたノジマ相模原だが、「試合前に想定していたパスでオフェンスを展開するプランが機能せず」(須永ヘッドコーチ)追加点が奪えない。

 一方、アズワンもファーストダウンすら奪えないオフェンスが続いた。

 

 そのような状況の中、アズワンにチャンスが転がり込む。

 ノジマ相模原自陣18ヤードからのオフェンスで、QB#10小島の投じたパスをアズワンDB#21中村がインターセプト。攻撃権を奪い取る。

 自陣40ヤードからの攻撃となったアズワンはQB#8奥野からTE#5山本へのパス、RB#28山上のラン、さらにQB奥野からWR#89要への13ヤードのパスが決まるなど、テンポと良く敵陣25ヤードまで攻め込んだ。

 

QB#5木下は後半からランを多用

 しかしここから攻めあぐね、結局37ヤードのFGトライも失敗し、7-0とノジマ相模原リードのまま前半を終えた。

 

 後半、またしてもアズワンにチャンスが転がり込む。

 ノジマ相模原オフェンスにゴール前19ヤードまで攻め込まれたが、2ndダウンの攻撃で、ノジマ相模原のQB木下がスナップされたボールを大きく後ろに逸らし、転がるボールをアズワンDB#26矢萩が拾い上げ、74ヤードをリターン。いきなりゴール前3ヤードからの攻撃権を得た。

 絶好の得点機を迎えたアズワンだったが、RB#31坂本のランは跳ね返され、QB奥野からWR#3中尾へのパスは失敗。QB奥野のキープも不発に終わり、K#1中西の24ヤードのFGトライも失敗。またしても得点を奪うことが出来ない。

 

 対するノジマ相模原は前半とは方針を変更し、ランを中心とするオフェンスを展開する。

 自陣20ヤードからRB#25東松のランを軸に、QB小島からWR石川へのパスで敵陣35ヤードに進入すると、最後はRB東松が左オフタックル付近からそのままサイドラインを走り抜けTD。14-0とリードを広げた。

 

 ノジマ相模原は次の自陣43ヤードからの攻撃でも、QB木下のスクランブルランに続き、オプションキープで41ヤード前進してゴール前14ヤードとすると、最後はRB東松が右オフタックル付近を素早く抜けてTDし、さらにリードを広げる。

 

 

RB#25東松が飛び込んでダメ押しのTDを奪う

 ランアタックで、相手ディフェンスのリズムを崩したノジマ相模原。次の自陣43ヤードからの攻撃シリーズで、QB木下がWR石川へパスを決めると、RB東松が19ヤードのランで敵陣23ヤードまで前進。

 最後はQB木下からWR#83下段へのTDパスが決まり、28-0とし勝負の趨勢を決めた。

 

 今季最終戦となるアズワンも直後の攻撃で、RB#4加藤のドロープレーやQB奥野のパスなどで粘り強く前進を重ね、最後はRB加藤が走り抜けてTD。7点を奪い返した。

 

 しかし、攻撃のリズムを取り戻したノジマ相模原をアズワンディフェンスは抑え込むことができない。

 その後ノジマ相模原は2本のTDを奪い、終わってみれば、42-7とノジマ相模原の大勝で試合を終えた。

 

 ノジマ相模原の須永ヘッドコーチは「パスで崩すプランでWRも空いていたのに、QBが(相手ディフェンスの)プレッシャーを感じすぎて投げられなかった。後半はランを出そうということで得点できたが、狙った試合はできなかった」と反省の弁。しかし「今年、大きなプレーができるWRがいなかったが、この試合で井本、石川などが大きなプレーをできていたと思う」と評価する。

 1週間後にはいよいよ富士通戦を迎える。「最強の相手。ただ、去年、一昨年は(実力差が)2:8だったが、今年は4:6ぐらい。やり方や雰囲気でひっくり返すことができると思う」と、打倒・富士通を狙う。

 

 一方、アズワンの義政監督は「あのゴール前3ヤードが取れていたら流れが変わっていたと思うが、あれがいまのウチの実力。決めるべきところでやっぱり決められない。強いチームはなかなか点を取らせてくれない」と、今年も未勝利に終わったセカンド・ステージを悔やむ。

 ただ「先週の富士通戦の大敗にもめげず、選手達はこの1週間で頑張ってくれたことを評価したい」と話す。「結果がすぐに出せなかったが、年々実力はアップしている。この夏の自費による東京遠征に60名も参加してくれたことにチーム愛を感じた。選手には本当に頭が下がる」と総括した。

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