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X League最新ニュース

【WEST】パナソニック-エレコム神戸 試合レポート

’14.08.31

延長タイブレークで決勝FG。ファイニーズが21年ぶりの金星。

 

X-WESTの開幕戦は、パナソニックインパルスとエレコム神戸ファイニーズの試合が行われ、延長タイブレークの末、24-21でエレコム神戸が勝利。2014年のWESTは波乱の幕開けとなった。

 

 

パナソニックはRB#33横田のランでTD

先制したのはパナソニック。自陣15ヤードからの1stシリーズで、QB#8高田から新人WR#15頓花、WR#5本多へのパス、高田自らのラン、RB#33横田のランなどで、テンポ良く敵陣に侵入した。さらに、TE#84吉田へのパス、RB横田のランが決まりゴール前21ヤードまで迫る。相手DBのインターフェアの反則でエンドゾーンまで残り2ヤードまで近づくと、最後はRB横田が中央に飛び込んで先制TDを決めた。

 

対するエレコム神戸。次のシリーズからパナソニックのオフェンスを完全に封じ込める。DL#93池田や移籍してきたベテランLB#22高橋らがQBサックを連発するなど、2シリーズ連続して4回で攻撃を終わらせて、いい流れを整えていく。

この流れをオフェンスが得点に結びつける。自陣47ヤードからQB#11糟谷のカウンターランで前進すると、QB#6フナキからWR#83東内へのロングパスが決まり一気に敵陣13ヤードまで攻め込んだ。ここからRB#23金城のランで2ヤード前進し、最後はQBフナキが、WR東内へのTDパスを決め7-7の同点に追いつき前半を終えた。

 

 

LB#22高橋を軸に好守を見せるエレコム神戸

ハーフタイムでチームの立て直しを図りたいパナソニックは、後半開始早々の自陣23ヤードからのオフェンスで、相手のパーソナルファールやQB高田のランで敵陣に侵入すると、RB横田の2度のランでゴール前15ヤードまで迫った。

ここからTE吉田へのパスでさらに4ヤード前進すると、最後はRB横田がタックルを引きずりながらTD、14-7と勝ち越しに成功する。

 

何とか追いつきたいエレコム神戸だが、自陣3ヤードからゴール前13ヤードまでロングドライブしたオフェンスでは、TDを狙ったパスをパナソニックのDB#12今西にインターセプトされてしまい得点を奪うことができない。しかし、その後もパナソニックのオフェンスを必死に抑える続けるディフェンスの粘りに、オフェンスが再び応える。

4Q7分27秒、自陣30ヤードからのオフェンス。QB糟谷がWR#80松岡(隼)へのパスを2度続けて決め一気に敵陣35ヤードへ。このチャンスにQB糟谷がWR#18麻生への縦パスを決めTDし、とうとう同点に追いついた。

 

 

土壇場でWR#18麻生へのTDが決まる

勢いに乗るエレコム神戸は、直後のキックオフでオンサイドキックを選択。

K#16高井の蹴ったボールがパナソニックの選手に接触し転がったところを、エレコム神戸の選手がリカバー、自陣44ヤードからのオフェンスを展開する。ここでもQBフナキのランや、QB糟谷からWR麻生へのパス、さらにQB糟谷のランでゴール前28ヤードまで前進するが、K#16高井の45ヤードFGトライが失敗に終わり、14-14で延長タイブレークに突入した。

 

第1ピリオドはともにFGを外し無得点で終わる。第2ピリオドは、まずエレコム神戸が第4ダウンから相手の反則に助けられ、敵陣21ヤードからの攻撃権を得ると、QB糟谷のQBドローでゴール前1ヤードまで前進。最後はRB#33長谷がエンドゾーンを走り抜けTDに成功する。

もうあとがなくなったパナソニックも、QB高田からWR#80柴田へのパスが決まりゴール前9ヤードとすると、絶体絶命の第4ダウンで、WR本多へのTDパスが決まり21-21の同点に追いついた。

 

 

K#80松岡(準)の決勝FG

迎えた第3ピリオド。パナソニックが40ヤードのFGを外してしまう。対するエレコム神戸は、QBフナキの3ヤードのランで前進して迎えた第4ダウン7。この試合にキッカーとして始めてグランドに立った松岡(隼)が39ヤードのFGを力強く蹴りこみ決勝の3点を獲得した。

24-21でXリーグ以前の1993年(ファイニーズ7-0インパルス)以来、実に21年ぶりにファイニーズがインパルスから秋季リーグでの勝利を収めた。

 

勝利を決めた直後から涙が止まらないエレコム神戸の狩野ヘッドコーチは「今季のキッカーは高井に任せたはずだったが、最後のチャンスに自分と同い年の松岡に声を掛けた。接戦だったが勝ちで試合を終われたことがとても大きい。足元をすくわれやすいチームなので、この結果に満足せず、次(の試合を)やっても、もっと良い勝ち方ができるチームに仕上げていきたい」と、感極まりながらも次をしっかり見据えていた。

 

一方、1998年以来まさかの初戦負け(0-23アサヒ飲料戦)となったパナソニックの荒木監督。「ここぞ、の反則が多すぎた(10回で47ヤード罰退)。あれだけ下がると何をやってもうまくいかない。ただ、これでシーズンが終了ではないので、この負けが今後よかったと思えるように、実力を踏まえたうえで練習し、これからの試合に臨んでいきたい」と2戦目以降の巻き返しを誓った。

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