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【グリーンボウル】エレコム神戸ファイニーズ VS アサヒ飲料チャレンジャーズ 試合レポート

’17.05.06

ロースコアーゲームを制し、エレコム神戸が決勝へ進出。

 

エレコム神戸ファイニーズとアサヒ飲料チャレンジャーズが対戦。直近の直接対決2試合はいずれもエレコム神戸が勝利をおさめている。

1Q、先に敵陣に攻め込んだエレコム神戸は、インターセプトされて得点につなげることが出来ない。アサヒ飲料も敵陣に攻め込んだものの、パスインターフェアやフォルススタートの反則で攻撃が止まり、互いにチャンスをモノにすることが出来ない。 

 

QB#11糟谷からWR#16和田へTDパスが決まる

2Q、自陣3ヤードからのオフェンスとなったエレコム神戸。QBを#3木下から#11糟谷に代えるがドライブが続かず、攻撃権を放棄するためのパントを選択。

しかしP#15高野がキックしたボールが、アサヒ飲料R#82横山に触れて転がったところをエレコム神戸の選手がリカバー。エレコム神戸が敵陣39ヤードからの攻撃権を再び手にした。

ここでQB糟谷からWR#16和田へのTDパスが成功。欲しかった先制点を奪うことに成功した。

 

エレコム神戸はその次のオフェンスでも、敵陣29ヤードからと絶好のポジションから、RB#8山上のラン、QB糟谷からWR#89米井へのパス、再びRB山上のランで前進するも、QB糟谷がQBサックされて大きく後退、追加点を奪うことが出来なかった。

 

対するアサヒ飲料も追加点を阻止したものの、直後のオフェンスの最初のプレーでインターセプトされ、エレコム神戸に自陣48ヤードからの攻撃権を与えてしまう。

 

このチャンスにエレコム神戸は、QB糟谷がWR#84常包、#18佐藤へのパスを決め、さらにRB芦田がオープンへ展開し、ゴール前10ヤードと大きく前進。TDには至らなかったが、K#10仲野が29ヤードFGをしっかり決め、10-0とリードを広げた。 

 

RB#28巽の11回連続キャリーでTDを奪う

後半、リズムをつかんだのはアサヒ飲料だ。R#82横山の39ヤードのパントリターンで敵陣29ヤードからの攻撃権を得ると、RB#28巽のランで前進を重ね、4thギャンブルも巽が飛び込んでダウン更新。

さらにRB巽のオープンや中央、再び4thダウンギャンブル。ゴール前6ヤードからもオープン、中央と走り、最後の3ヤードも走り抜けTD。RB巽が11プレー全てのボールキャリーとなり、反撃を開始する。

 

アサヒ飲料は、次のパントリターンでもR#1ドニ―キングが31ヤードを走り、敵陣27ヤードから攻撃開始。しかしダウン更新には届かず、K#8望月が34ヤードFGにトライするもボールをブロックされる。

 

迎えた4Q。アサヒ飲料自陣27ヤードからの攻撃。QB#17宮城からWR#1キングへのパス、RB#33長山ラン、WR横山へのパスで敵陣29ヤードまで攻め込んだ。しかしここから前進することができず、K望月が42ヤードFGにトライするも、再びボールをブロックされ、得点を奪えない。

 

アサヒ飲料は残り時間1分7秒で得たシリーズでも、QB宮城自らのランや、WR#4太田、キングへのパスを決め、K望月が37ヤードFGに挑戦したが、またもやブロックされ試合終了。結局10-7でエレコム神戸が勝利、パナソニックとの決勝戦に駒を進めた。 

 

決勝点となったK#10仲野の29ヤードFG

エレコム神戸の狩野ヘッドコーチは「前半のチャンスをことごとく得点に結びつけることができなかった。ただ、負けなかったことで、アサヒ飲料戦が3連勝になったことは大きい」と、薄氷を踏む勝利に安どの表情。
しかし「秋の初戦にパナソニック戦が予定されているので、そのためにも今度の決勝でしっかり勝利を収めたい。課題は多すぎるが、チーム内で共有し、外国人選手も投入していきたい」と気を引き締めなおしていた。

 

一方、アサヒ飲料の松本ヘッドコーチは「戦ってみて、力の差はそんなにないと感じたので、負けたのはベンチワークの差ということになる。ただ、FGを3回続けてブロックされたのは問題。キッカーに誰を起用するのかなど、練習してきたことをそのままやった結果」と、冷静に敗因を分析する。
「ディフェンスに関しては昨年からしっかり結果を残しており、今日も粘り強く守ることができた。アベレージはXでも十分戦える」と、手ごたえを感じている様子だった。

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