1978 年5 月に創部した株式会社日立製作所半導体グループを拠点とする企業チーム、「日立ハリケーンズ」が前身。早稲田大バッカス出身のRB 小池淳義（現・総監督）が、78 年（株）日立製作所入社と同時に『日立バレーボール部に負けないフットボール部を創る』ことを決意して発足しました。85 年に社会人協会設立と同時に更なる飛躍を求めて日本社会人協会加盟。90 年には会社からの資金面等のバックアップを受ける特別部に昇格し、本格的企業チームとしての活動がスタートしました。03 年に（株）日立製作所と三菱電機（株）によるシステムLSI事業を中心とする半導体新会社（株）ルネサステクノロジが設立され、半導体グループが同社に移行されたために｢ルネサスハリケーンズ｣に名称変更。企業チームとして獲得できる選手の減少によって、チーム名変更を機に運営形態をクラブチームに移行しました。

　2004 年にX2セントラルを制して念願のＸリーグ昇格。2010 年X2 への降格を強いられましたが、2012 年に復帰。この間、2009 年にメインスポンサーがなくなったことを契機に、地域に根ざした独立型クラブ活動を目指してNPO 法人ハリケーンズに転身して、チームの再建を果たしています。現在の人員構成は、チーム運営に携わる専従者は存在せず、OBを中心とした人員でNPO法人、チームを運営。NPO 法人としてキッズチアスクールを実施しています。