松下電工 VS ファイニーズ |
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Xリーグ2000開幕!松下電工が完封勝利で発進。 |
2000年Xリーグが開幕。晴天の長居球技場、「夏の名残り」どころではない強烈な日差し。摂氏34度を超える猛暑の中で、松下電工インパルスとファイニーズフットボールクラブの1戦はキックオフを迎えた。
シーズン初戦ともあって、立ち上がりはどちらもオフェンスに決定打が出ない展開。 2Qに入って、ファイニーズはQBを義永にスイッチ。自陣6ヤードからのオフェンスをRB井場のラン、QB義永のキープなどのロングゲイン連発で敵陣まで持ち込むものの、松下電工LB吉川に13ヤードロスのQBサックを浴びて攻撃を断ち切られる。結局0−0のまま前半を折り返した。 「予想通りの展開。いまのウチは決定力がないので体力勝負と考えていた」。真夏から走り込みのトレーニングに重点を置いてきたという松下電工・村上監督。
後半開始早々。QB高橋(公)の放ったパスをファイニーズDB永井がスーパーカット。後半もディフェンス合戦の幕開けかと思った矢先のプレーだった。 4Q、ファイニーズ自陣23ヤードからのオフェンス。再び登場したQB荒木が、WR吉村、田崎らへのパス、RB井場、阿倍のランなどで立て続けにダウンを更新し、ゴール前10ヤードと絶好の反撃チャンス。しかしここから4回の攻撃は、DL脇坂、DB上田らの活躍に阻まれ、得点にいたらない。
気落ちしたファイニーズに松下電工がたたみ掛ける。DB高橋(英)のインターセプトから得た敵陣25ヤードからのチャンスに、「パスのセンスがとにかく凄い」と先輩・高橋(公)の評価も高い、新人QB高橋幸史(近畿大)がXリーグデビュー。RB安藤の16ヤードTDランに結びつけて、20−0(TFP成功)とダメ押し。
「OLが昨年に比べるとまとまってきた。これからですよ。これから」と村上監督。
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