シーガルズ VS クラブハスキーズ |
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シーガルズ攻守に圧倒!単独首位に躍り出る! |
これまで安定した戦いぶりで2連勝のシーガルズと、Xリーグ初勝利を目指すクラブハスキーズの一戦は、シーガルズが序盤から攻守に渡ってゲームを支配し、43−7で快勝した。 攻守の歯車が、がっちり噛み合ったシーガルズは開幕3連勝、勝ち点を6としてCENTRALディビジョンの単独首位に躍り出た。 試合は前半からシーガルズのペースで進む。 RB古谷のラン、QB高橋からTE安東、鈴木へのパスなどでゲインを重ね、K喜田が26ヤード、27ヤードのFGを確実に決めて幸先良く6−0とリードする。 一方のハスキーズは、ショットガン体型からQB長島がWR矢野へのショートパスを通すが、ランプレーをシーガルズディフェンスにことごとく止められて、ファーストダウンを更新することができない。 「もっとボールコントロールしたかったが、ランプレーで思うようにゲインできなかった」(大橋ヘッドコーチ)と反省したオフェンス。 スロースタートの感があったが、第2Q中盤にDB寺田のインターセプトで得たオフェンスシリーズからエンジンがかかり始める。 この日好調のRB古谷のロングゲインで敵陣深くまで攻め込み、最後もRB古谷がゴール前3ヤードからの中央突破で、この試合初のTD。 さらに残り1分を切ったところで得たシリーズでは、QB高橋が新人WR清水へ立て続けにパスを通し、前半残り13秒にまたもやWR清水への17ヤードTDパスが成功。 21−0としてモメンタムを引き寄せて前半を終える。 後半になるとシーガルズは「どれだけできるか試してみたかった」(大橋ヘッドコーチ)と、これまで出場機会がなかったQBを積極的に起用。 QB大久保からTE安東へのパス、QB岩本からWR寺尾へのパスでTDを追加して、一気にたたみかける。 ハスキーズもQBを長島と堺の併用で反撃を試みるが、ランプレーが全く機能せず苦しい試合展開。 ショートパスに活路を見い出すが、シーガルズDB陣の素早いリアクションで、ランアフターキャッチを封じ込められる。 結局、第4Q中盤にQB長島からTE佐藤(史)へのパスで、1TDを返すのが精一杯だった。 開幕戦にスタート出場、今季安定したプレーを続けているQB高橋が、この日も丁寧なボールコントロールでオフェンスを好リード。 ディフェンス陣も、ハスキーズのランプレーを0ヤードに抑える鉄壁ぶりを発揮。加えて2インターセプト、1ファンブルリカバーと常にボールを狙うアグレッシブなプレーで、相手オフェンスにプレッシャーをかけ続けた。 シーガルズの大橋ヘッドコーチは「学生援護会はトータル的な地力があるチームだが、我々が目指すフットボールができれば、おのずと結果はついてくる」と次節、学生援護会戦への自信を覗かせる。 一方、ハスキーズの福島ディフェンスコーディネーターは「まだアサイメントなどの基本的なミスが多い」と、敗因を分析しながらも「自分達のミスをなくし、良いフィールドポジションを確保してロースコアゲームに持ち込みたい」と、これからの巻き返しを誓った。 |
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