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試合のみどころ
シーガルズVSオンワードスカイラークス
早すぎる大一番!今季の流れを決める一戦!
9月6日(金)東京ドーム 19:00
 7年目を迎えるXリーグの注目の開幕戦は、屈指の好カードが実現した。

 昨シーズンのXリーグCENTRALを制したシーガルズに、今季合併2年目、ディビジョン3位からの雪辱を期すオンワードスカイラークスが挑戦。
 9月6日東京ドームの一戦は、オープニングゲームに相応しい「熱い」戦いが予想される。

 両者は昨シーズン、春季のパールボウルトーナメント、秋季リーグ戦と2度対戦して、戦績は1勝1敗でまったくの五分。
 春はON−SKY、秋はシーガルズがそれぞれ快勝している。リーグ初戦という今季を占う重要な試合であるとともに、両者のプライドをかけた意地と意地のぶつかり合いも見逃せない焦点となろう。

 この秋季シーズンから冠スポンサーが外れ、気分一新で望むシーガルズ。
 春は長年エースとしてチームを率いたQB松本の引退に伴い、QB大久保を起用。従来までのワンバック体型のみならず、FBにオフェンスラインからコンバートした大野や、ディフェンスラインからSBにコンバートした鈴木(孝)を配したパワープレイも多用するなど、バリエーションを増やしたオフェンスを構築した。

 法政大出身の新人RB白木もチームに早く溶け込み、エースRB古谷、米田と共にオフェンスを牽引。パールボウル決勝では鹿島に惜敗したものの、選手層の厚さを見せつけた。
 また、早稲田大出身の大型パッサーQB岩本や富士通から移籍のQB青木も加入しており、怪我で戦列から離れていたQB井上を含めて、スターター争いも加熱してきた。

 一方、伝統のスピード溢れるディフェンスは今季も健在。ベテラン主将LB遠藤、世利、DL池之上らが今季もチームを引っ張り、磐石の態勢で望めそうだ。
 更にレベルアップし磨きのかかったディフェンス力は、パールボウルトーナメントでも証明済みだ。

 対するオンワードスカイラークス。今春はパールボウルトーナメント準々決勝で、富士通にまさかの逆転負け(16−17)の悔しさをバネに調整してきた。

 明るい素材として、昨シーズン故障に泣いたQB富澤が復帰し、QB小島とのスターター争いがオフェンス全体のレベルアップに繋がっている。
 WR陣には浦、神、渡部、井本ら一発ロングゲインを狙える布陣が揃っており、シーガルズが誇る鉄壁ディフェンスバック陣との対決は見応え充分である。
 また今季より、90年代を代表する名パッサーとして活躍した須永コーチが、オフェンスコーディネーターに昇格。どのようにオフェンスを組み立てていくか注目される。

 この豊富なバックス陣を屋台骨として支える大型オフェンスラインだが、巨漢・畠山のガードへのコンバート。立命館大出身の大型ルーキー合田の加入などにより、新任の市瀬オフェンスラインコーチのフィロソフィーがいかにチームに融合されるかも話題の一つであろう。

 そして、何と言ってもディフェンスの注目の的はLB時本の加入だ。2年間の単身渡米から帰国。再びXリーグのフィールドで彼の勇士が観ることが出来る。
 DL早坂、高塚らの強力フロントの活躍が鍵となろう。

 早過ぎる、でも、面白すぎる大一番。9月6日東京ドーム。19時キックオフだ。