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ファイナル6 ロゴ



 昨年のXリーグチャンピオンであるオンワードスカイラークス(ON−SKY)。
 今年も昨年と同様に全勝でのディビジョン優勝を果たし、シード権を獲得して準決勝からのFINAL6参戦となった。

LB時本 (C)MAKOTO Sato  ON−SKYというと、ハイパーオフェンスで相手を圧倒するという印象が非常に強いが、今年はディフェンスがチームに勝利を呼び込んでいる。
 最もディフェンスが力を見せたのが最終戦のオービックシーガルズ戦。4インターセプト、3ファンブルリカバーと合わせて7つのターンオーバーを奪い、チームの窮地を救った。
 また、富士通フロンティアーズ戦でも、3インターセプト、2ファンブルリカバーと5つのターンオーバーを奪っている。

 強豪チーム相手にオフェンスが思うように進まないとき、ディフェンスがチャンスを作り出す、というのが今季の勝利の方程式だ。

 ディフェンスで特に活躍が目覚ましいのが、DB和知、樋口のSFコンビだ。
 特別派手なプレーをするわけではないが、スマートで安定感溢れるプレーを見せる。ランプレーでの1発ロングゲインを殆ど許してないという事実が、それを証明しているだろう。
 DB樋口は流れを変えるようなビッグヒット、DB和知はベテランらしい要所のインターセプトと、それぞれがモメンタムを掴むビッグプレーメーカーという魅力も持っている。

 さらにON−SKYディフェンスでは、30歳オーバーのベテラン勢が大活躍。
 DL早崎を筆頭に、エースLB時本、石橋、青木のLBトリオ。そしてDB西村、と彼らの見せる集中力がボールを呼び込むディフェンスを作っていることは間違いないだろう。

 もう一つ、今季のON−SKYで注目したいのはリターンチームだ。
 新人ながら非凡なスピードとカットバックを武器に活躍しているKR/PR杉原(日体大)はすでにリーグトップレベルのリターナーだ。決め手がないときにチームに勢いをもたらす、リターナー杉原の存在は“ゲームブレーカー”として注目しておきたい。

RB杉澤 (C)MAKOTO Sato  もちろん、ON−SKY持ち前のハイパーオフェンスは今年も健在。総得点258点はリーグでダントツの成績だ。今季の特徴は、昨年と比較するとランをより多く使うオフェンスということだろう。
 その中で非常に大きな存在感を発揮しているのがRB杉澤だ。今年2シーズンぶりの復帰ながら、エースRB加畑と共にランアタックの中核を担い、その抜群のランニングセンスで相手チームのみならず観客をも驚かせるようなプレーを披露する。

 また、WR陣も非常に安定している。その中でも、試合の流れの中どうしても1本欲しいときに確実に捕るレシーバー、それが今年のWR井本だろう。まさに“エース”と呼ぶにふさわしい活躍を見せている。


FINISH RESULT 2004
    9月12日 62−19 vs 東京ガスクリエイターズ
    9月23日 55−14 vs 日産スカイライナーズ
   10月 6日 33−14 vs 富士通フロンティアーズ
   10月23日 91− 3 vs クラブハスキーズ
   11月 1日 17− 6 vs オービックシーガルズ
FINAL6  12月 4日 10−10
TB:0−3
vsアサヒビールシルバースター


  2004年リーグ戦の戦績
SCORE

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
総得点 61 86 62 49 258
Avg(5試合) 12.2 17.2 12.4 9.8 51.6
総失点 16 10 7 23 56
Avg(5試合) 3.2 2.0 1.4 4.6 11.2

OFFENSE

PASS ATT AVG RUSH ATT AVG TOTAL ATT AVG
総獲得ヤード 1322 127 104 902 165 5.5 2224 292 7.6
Avg(5試合) 264.4 25.4 10.4 180.4 33 5.5 444.8 58.4 7.6

DEFENSE

PASS ATT AVG RUSH ATT AVG TOTAL ATT AVG
総喪失ヤード 492 120 4.1 465 135 3.4 957 255 3.8
Avg(5試合) 98.4 24 4.1 93 27 3.4 191.4 51 3.8