オービックシーガルズ | vs | 松下電工インパルス |
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オービックが後半に怒濤の巻き返しで逆転! |
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試合開始早々から両チームの強力ディフェンスが互いに力を発揮し、パントの応酬となる。 オービックはDLジャクソンのパントブロックのビッグプレーが飛び出すなど、良いフィールドポジションでオフェンスのチャンスを得るものの、FGの失敗など得点に結びつけることができない。 試合が動いたのは2Qの開始直後。今シーズンはここまで目立った活躍をしていなかった松下電工のRB小林が立て続けに良い走りを見せ、敵陣15ヤードまで攻め込むと、K太田がきっちりFGを決めて3−0と松下電工が先制する。 さらに、続く松下電工のキックオフで、オービックのリターナー里見がファンブルしたボールを、松下電工がリカバーし、敵陣26ヤードからという絶好のフィールドポジションを獲得。 このチャンスにベテランQB高橋(公)からWR塚崎へTDパスがヒット。TFPのキックは失敗したものの、FG成功からわずか2プレーで追加点を奪い、9−0。こうなると流れは完全に松下電工へ。 「今まで見たものより早くて強い」とオービックQB龍村も評した、松下電工フロント陣の猛烈なプレッシャーの前に、パスが投げられず、ランも出ないオービックだが、DLジャクソンが2度目のパントブロックを決め、敵陣37ヤードからのオフェンスというチャンスを掴む。 そこからRB古谷のラン、WR清水へのパスなどでダウン更新し、敵陣12ヤードまで迫ったところで、RB古谷へ松下電工LB杉本が激しいファンブルフォース。フリーになったボールを松下電工DL山中が拾い上げ、エンドゾーンまで走り抜けTD。松下電工が16−0と点差をひろげて試合を折り返した。 今シーズンのリーグ戦、プレーオフ6試合での合計失点が僅か17点、という松下電工が16点のリード。ここからの形勢逆転は難しいと思われた状況でも、オービックはポジティブに後半へ向けて準備をしていた。 |
「パスへのプレッシャーが強いので、ランを中心にプレーを絞ってオフェンスを組み立てる」(大橋ヘッド)という作戦が功を奏し、後半最初のシリーズでRB古谷のラン、WR水口へのパスなどで敵陣23ヤードまで迫り、K金親が42ヤードのFGを成功させ、3−16と反撃の狼煙をあげる。 |