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解説記事

アサヒビールシルバースター VS 富士通フロンティアーズ
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
アサヒビールシルバースター 7 0 14 0 21
富士通フロンティアーズ 0 0 7 7 14

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前半戦の天王山はアサヒビールに凱歌

(C)Xリーグ広報委員会
1Q7分、アサヒビールRB#2花房が先制のTD
 リーグ戦2戦目にして優勝候補同士の激突。試合は緊張した雰囲気で始まる。

 最初のシリーズはお互いパントを蹴り合う展開であったが、先にチャンスを掴んだのはアサヒビールシルバースター。

 富士通フロンティアーズが、ランプレーでファンブルしたボールをリカバー、その後のオフェンスを着実に進めて、最後は、RB#2花房が8ヤードを走りこんでTD。7−0(TFP成功)と先制する。

  その後は、富士通がRB#20森本、#28進士の両バックを中心にボールをすすめるが、肝心なところでアサヒビール守備陣の素早い集まりに前進を阻まれる。
 一方、アサヒビールもQB#9波木の切れ味の良いランプレーを軸に、しぶといボールコントロールオフェンスを展開。
 前半はそのまま膠着した状態となり、7−0で終了。


3Q6分、自ら攻め込むアサヒビールQB#9波木
(C)Xリーグ広報委員会
3Q8分、富士通WE#33清水がパスをキャッチしTD


  後半、富士通はQBを#16月野から#4中澤にスイッチ。パスを主体としたオフェンスでアサヒビールを崩しにかかる。
 一方アサヒビールは、QB波木を中心としたオフェンスが着実に進み、3Q6分34秒にRB#2花房がTD。14−0と引き離す(TFP成功)。

 試合は大きくアサヒビールに傾いたかに見えたが、富士通が反撃。QB中澤からWR#32清水へのTDパスが決まり、14−7(TFP成功)とする。
 しかしシルバースターも突き放す。その後の攻撃で、今度はQB#9波木からTE#88橋詰に27ヤードのTDパスがヒット。21−7(TFP成功)。


 富士通は、最後まで追撃の手を緩めない。
 ノーハドルオフェンスを展開し、QB中澤からWR#15ブレナンへのTDパスが決まり、21−14(TFP成功)とする。

 ここで試合は、残り1分25秒。富士通はオンサイドキックを試みるが、キッカーから蹴られたボールは、アサヒビールの選手の胸の中に納まってしまう。そのままアサヒビールが残り時間を消費してゲームオーバー。
 ファナイルスコア、21−14。熱戦に終止符が打たれた。

 アサヒビールは2連勝。次節は10月8日川崎球場でルネサスハリケーンズと対戦。富士通は10月7日に、同じく川崎球場で東京ガスクリエイターズと対戦する。

4Q10分、TDを決め#84久保田と抱き合う
富士通WR#15ブレッドブレナン

 

【写真撮影:エムアイプランニング