最新情報 試合日程と記事 個人記録ランキング リーグ戦星取表 リーグ記録集 サイトマップ 関連リンク TOPページ
解説記事

オンワードスカイラークス VS IBM BigBlue
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
オンワードスカイラークス 7 0 7 0 14
IBM BigBlue 3 0 0 0 3

試合結果を見る

個人記録を見る

 ON−SKYがワンチャンスを活かし勝利 

  絶好のフットボール日和となった第3節最終日。川崎球場のスタンドを埋めた満員のファンが見つめる中、オンワードスカイラークス(以下ON−SKY)とIBMBigBlueが対戦した。

  IBM最初のシリーズは、QB#15岡村のパスをDB#23山下がチップするとON−SKYのDB#5和地が確保。攻撃権はON−SKYに移る。
  ここからON−SKYは、ゴール前4ヤードまで攻め込むも、今度はIBMのDB#4川村が、ON−SKY#13冨澤のパスをインターセプトし、ピンチを救う。

  リズムを掴んだIBMは、RB#39礒谷のランとQB岡村のスクランブルで敵陣に入ると、WR#88小川へのパスでゴール前13ヤードまで迫る。
  しかしTDには結びつかず、DB#22中山の33ヤードFGの3点にとどまる。

  これで目が覚めたのかON−SKYは、交代したQB#10児島からWR#25前田へのパスで敵陣にはいると、RB#20杉原がDB陣の間隙を突いて19ヤードのTDランを決め、試合を逆転する。(7−3、TFP成功)

1Q9分、IBM#22中山が先制のFG

1Q10分、ON−SKY#20杉原が逆転TD

 この後2Q中盤まではディフェンス戦となり、お互いにファーストダウンは許すものの得点は許さずパントの交換が続く。

  再びチャンスを掴んだのはON−SKY。QBを冨澤、児島と小刻みにスイッチしながら、ランプレーでファーストダウンを更新していく。ゴール前12ヤードでファーストダウンを得るが、ここからはIBMディフェンスが踏ん張り4thダウンで4ヤードを残す。

  ON−SKYは手堅くFGを狙うが、IBMのプレッシャーがキックを狂わせ、これを失敗。前半は7−3のまま、ON−SKYが僅差のリードで折り返した。


3Q7分、TDを決め喜ぶON−SKY#31杉澤

  3Q最初のON−SKYの攻撃は4thダウンパント。これをリターナーに入ったIBMのWR#7福井が56ヤード戻し、IBMが後半最初のチャンスを得る。
  しかし、QB岡村へのロングスナップが逸れて後退すると、4thダウンでのギャンブルも失敗し、チャンスを逸してしまう。

 逆にON−SKYは、QB冨澤からハンドオフを受けたRB#31杉澤が、IBMのタックルを振りほどきながらのパワーランで41ヤードを走り抜きTD。
  K#3福田のTFPキックも決まり14−3と点差を広げる。

 この後再び試合はディフェンス戦となり、試合は4Q中盤へ。
  ここでON−SKYが痛恨のミス。スクランブル体勢のQB冨澤がタックルでホールドされると、一瞬迷ったのちに、後方を走るRB杉原にピッチ。が、これをファンブルに。

   

  IBMのDL#59武田がリカバーし、IBMが絶好のチャンスを掴む。
  IBMはゴール前17ヤード、4thダウンで残りインチとなり、ギャンブルを選択。
  QB岡村のQBカウンタープレーを試みる。がしかし、ON−SKYLB#55安川がロスタックル。IBMは千載一遇のチャンスを潰す。

 この後、IBM最後のオフェンスシリーズも、TDを狙ったパスをON−SKYのDB#21堀がインターセプト。両チームの厳しいディフェンス戦の試合で、ワンチャンスをものにしたON−SKYが3勝目を上げた。

 次節ON−SKYは10月21日に横浜スタジアムでオール三菱と対戦。IBMは翌22日に同じく横浜スタジアムでROCBULLと対戦する。


4Q、IBM#15岡村が自ら走ってファーストダウン 獲得


【写真撮影:エムアイプランニング