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解説記事

IBM BigBlue VS ROCBULL
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
IBM BigBlue 0 14 14 13 41
ROCBULL 0 0 0 12 12

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 IBM大差でROCBULLに勝利 
   

1Q、試合を組み立てるROCBULL#9藤原

  IBM BigBlueのキックオフで始まった第4節IBM BigBlue対ROCBULLの試合は、秋晴れの穏やかな天候とは逆に波乱の幕開けとなった。

  まず1Q最初のROCBULLのオフェンスを、IBM守備のDB#9阿部がインターセプト。しかし次のIBMオフェンスを、今度はROCBULLのDB#13矢吹がインターセプト。
  さらに続くROCBULLオフェンスを、今度はIBMのDB#4川村がインターセプト。激しいディフェンス戦の中、1Qは両チーム無得点で終了する。

  2Q早々、DB#22中山のインターセプトでIBMがチャンスを掴む。

 攻撃権を獲得したこの日のIBMスターターQBは#13石川。
 石川からのWR#89円谷へのパスで大きく前進すると、RB#28片岡が左ゴール隅に16ヤードのTDランを決め、IBMが先制点を上げ7−0とする。(TFPキック成功)。


1Q、相手ディフェンスをかわし攻め込む IBM#13石川
(C)Xリーグ広報委員会
2Q1分、IBM#28片岡が先制TD

 ROCBULLのオフェンスを抑えた後、続くIBMのオフェンスシリーズでも、RB#39礒谷のランを軸にパスを織り交ぜてゴール前に迫ると、最後はQB石川からWR#80神田に、20ヤードのTDパスが決まり(TFPキック成功)14−0と、IBMがリードして前半を終了する。

  ハーフタイムを挟んでもIBMの勢いは止まらない。
 3Q最初のプレーでRB礒谷が47ヤードのロングゲインを決めると、最後はRB#21石川が2ヤードを飛び込みTDし、21−0(TFPキック成功)。
  続くROCBULLのオフェンスを、DB中山がこの日2本目のインターセプトで断ち切り、再びチャンスを掴む。


  IBMは、RB片岡のランで大きく前進すると、WR#89円谷、WR#19右田へのパスで敵陣にはいり、最後はWR#81安田への18ヤードTDパスをQB石川が投じ(TFPキック成功)、28−0と試合を大きくリードする。
  さらに次のROCBULLオフェンスを、B#25布施がチーム5本目のインターセプトで止め、試合の流れは完全にIBMに傾いていく。

  この試合は、QB#9藤原とQB#16本間を使い分けてきたROCBULL。3Q終盤に再び登場したQB本間がROCBULLのリズムを組み直していく。

  IBM守備の厳しいプレッシャーを受けて4thダウン10ヤードで3Qが終了。サイドが変わった4Qのパント隊形から、ROCBULLは意表を突いたギャンブルプレーを見せ、RB#35清水がスクリメージラインを抜けだしてファーストダウンを更新。
  これでリズムを掴んだROCBULLは、WR#85松浪に9ヤードのTDパスを決め28−6と追撃を開始する(TFPキック失敗)。

 しかしIBMはQBを#16高橋に交替すると、WR#88小川に69ヤードのTDパスを直ぐに決め、点差を広げて35−6とする(TFPキック成功)。
  ROCBULLも、負けずにWR#7山本に59ヤードのTDパス(TFPプレー失敗)を通して35−12とすかさず反撃するが、IBMもRB#17飯塚が32ヤードのTDランを決めて(TFPキック失敗)、41−12と大差を維持して、IBMが勝利した。

(C)Xリーグ広報委員会
4Q8分、ROCBULL#7山本がパスをキャッチ、
そのまま走り込んでTD


 今シーズンの最終節では、IBMはオール三菱と11月4日に横浜スタジアムで対戦。ROCBULLは、明治安田と11月5日に横浜スタジアムで対戦する。

【写真撮影:エムアイプランニング