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解説記事

内外電機マーヴィーズ VS イワタニサイドワインダーズ
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
内外電機マーヴィーズ 0 7 7 3 17
イワタニサイドワインダーズ 0 0 7 0 7

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キレのいいランアタックで内外電機が初戦突破

 Xリーグ2006WESTディビジョンの開幕戦は、近年進境著しい内外電機マーヴィーズと、タレント選手の補強が進み上位喰いを狙うイワタニサイドワインダーズの対戦。

  立ち上がり、イワタニ・森下監督が「あれが決まっていれば・・・」と、悔やんだイワタニの速攻。
  移籍組のベテラン#8QB杉谷がWR#88吉田へのパスを軸に次々とダウン更新、敵陣へと攻め込む。
  しかし40ヤード付近を越えたところで、内外電機ディフェンス陣の激しいファンブルフォースで、ターンオーバーを喫してしまう。


  ゲームはしばらく硬直状態となるが、2Q3分頃、自陣3ヤード付近からはじまった内外電機オフェンス。この夏、四条畷の山中でじっくりと鍛えてきたオプション攻撃のタイミングが、ガチッと決まり出す。

  QB#1寺尾と#10安斎をスイッチしながら、RB#5小田、#22長坂、#27土手下らが繰り出すオプション攻撃で連続ダウン更新。97ヤード、11プレーのロングドライブを、RB長坂のTDランで完結。

  さらに後半の内外電機、このRB長坂にビッグプレーが飛び出す。
  自陣40ヤード付近でピッチを受け取ると、そのまま57ヤードのロングゲイン。一気にゴール前へと陣地を進める。
  最後はQB寺尾が持ち込んでTD。14−0とゲームを優位に進める。

 
 しかしイワタニも反撃開始。自陣26ヤードからQB杉谷が自らのキープや、RB#3川田のランを使ってじっくりとドライブ。
 ゴール前28ヤードからの4thダウンギャンブルを、QB杉谷からWR吉田へのTDパスで締めくくり、7−14と追い上げる。

 その決められた直後の内外電機。
 今度は、キーププレーに出たQB寺尾が、51ヤードを独走。これをK/WR阪本の22ヤードFGにつなげて、17−7と突き放す。
  結局そのまま、イワタニの反撃を断ち切り、内外電機が1勝目を挙げた。

 初戦の白星発進にも内外電機・武田ヘッドコーチは「収穫は勝ったこと。ミスも多いし、チャンスに点が取れていない」と、満足はしていない。
  「もっと上を目指すと云うこと。もっと出来ないとあかん」と、チームにゲキを飛ばした。

Text by Garfy (office NEAR inc)/ Photo by Mr.Ka