関西のアメリカンフットボールのメッカ・神戸市王子スタジアムの東300ｍに位置します「エルナード水道筋商店街」は、「元祖アメフト商店街」として、日頃からアメリカンフットボールを応援してくださっています。 今回で12回目を迎えます「エルナード水道筋アメフト祭り」が6月3日（日）に開催され、選手やチア、チーム関係者が参加して、露店やゲームコーナー、チアパフォーマンスを行い、地域の方々やファンの皆さんとの交流を図りました。

商店街に出店したXリーグ選手達による露店の数々。各チームの選手たちは、それぞれ自チームのジャージを着用し、特製カレーや焼き鳥、フランクフルトや綿菓子といった販売に加え、的当てや千本引きなどのゲームを行いました。
どの選手も普段見せないほどの、明るくステキな笑顔で住民のみなさんと接し、時間が許す限り、大きな声を出しながらそれぞれの役割を果たしていました。

参加したチームには、日頃は試合会場との往復だけで商店街に訪れた事がなかった選手もいて、「アメフトの商店街が本当にあったんや」「ご利益があるという汗かきえびすにお参りしよう」と、元祖アメフト商店街に興味津々でした。

アメフト祭りの華、「チアリーダーダンスパフォーマンス」。水道筋商店街の掲示板前特設会場で行われました。参加したチアは、アサヒ飲料、アズワン、エレコム神戸、サイドワインダ―ズの4チーム総勢25名です。

ダンスパフォーマンスの前に、チア全員で商店街を練り歩き、王子スタジアムで行われる各イベントの告知や当日のダンスパフォーマンスの告知を行い、多くの方との親睦を図りました。

特設会場はＸリーグチアを一目見ようと集まった方々で満杯になり、急遽交通整理をしないといけないほど満員御礼状態でした。ダンスパフォーマンスを初めて目の前で見た子ども達も大喜び、一緒に大きな声援を送っていました。Xリーグチアが地域の方々と交流を行った貴重な時間となりました。

今回は初めての試みとして、水道筋商店街にある老舗や名店を、ファンの皆さんと選手、チアが一緒に巡る「水道筋商店街ツアー」を実施しました。事前にご応募頂いた一般ファンの皆さんを、西宮ブルーインズチアと神戸大学の学生フットボーラーがご接待。一緒に約1時間、商店街の奥の奥までディープな探索をしました。

お肉屋さんの絶品コロッケや、いけすのある魚屋さんで食べる明石の魚のお刺身。戦前からの製法をいまなお守っているお豆腐屋さんの豆乳。練り物屋さんが作るお魚コロッケ（不思議な味です）など、随所で商店街の老舗、名店の味を頂きながら、商店街の由来を知り、名跡を訪ねました。

参加者の皆さんは、「初めて来たが奥が深い！」「お腹がいっぱいになりました。また来たい」など大満足のコメントを頂きました。 水道筋商店街のみなさん、温かいご協力とご支援、本当にありがとうございました。