1953年、京都鴨川の河川敷で産声を上げた立命館大学アメリカンフットボール部パンサーズ(旧称:グレーターズ)。関西学生リーグには5番目のチームとして加盟。しかしそのチーム名が全国のフットボールファンに知れ渡るには、40年近くにも及ぶ年月が費やされた。
チームは長い助走期間を経て、“闘将”平井英嗣前監督(現総監督)がヘッドコーチに就任した80年代後半より、大学の強力なスポーツ政策の展開にあと押しされ、急速に力を蓄え始める。
89年、京都大にリーグ戦初勝利(14−6)。90年には、念願であった関学大にリーグ戦初勝利(13−12)を成し遂げ、88年以降は、毎年リーグ3位以上の戦績を残す強豪校として頭角を現してきた。
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