X League
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解説記事
オンワードスカイラークス VS クラブハスキーズ
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
オンワードスカイラークス 21 21 28 21 91
クラブハスキーズ 0 3 0 0 3

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オンワードスカイラークスがXリーグ新記録で4連勝。

 オンワードスカイラークス(ON−SKY)とクラブハスキーズの一戦は、第1QからON−SKYのオフェンスが大爆発。
 最終的には13TDを奪う猛攻で、Xリーグ新記録の最多得点となる91点をあげ4連勝した。クラブハスキーズは4連敗。
 ON−SKYは最多得失点差記録も更新した。過去の最多得点、最多得失点差記録は、2002年のLIONS(現・オール三菱ライオンズ)とクラブダイノス近鉄戦で記録した89−6。

 ON−SKYは第1Q、QB冨澤からWR神への12ヤードTDパスが決まって先制。
 続いてLB安川のインターセプトから攻撃権を獲得。このチャンスはRB杉原への37ヤードTDパスが通る。さらに7分35分には、RB加畑のTDランで追加点をあげる。

 ハスキーズオフェンスは、敵陣に深くに攻め込めない。ON−SKYも敵陣11ヤードまで攻めながらも、TDを奪うことができず、FGを狙うが不成功。
 しかし第2Q、ハスキーズのパントをDL矢部がブロック、ゴール前3ヤードから攻撃を開始。RB石井が走り込みTDを奪う。

 ここからハスキーズはQB田のパスワークが冴える。WR安田、中正、粂井に次々とパスをヒットさせる。
 ゴール前5ヤードまで迫るが、エンドゾーンをおとしいれることができない。23ヤードのFGをK浅野が決め3−35とする。
 しかしON−SKYは、オフェンスの手を緩めない。前半残り6秒には、WR小川に32ヤードTDパスが通り、42−3で前半終了。

 ON−SKYは第3QにQB小島を投入。「今日は小島がよかった。これまでは波があったが、しっかりやってくれた」と、ON−SKYの野田監督も絶賛の活躍をみせる。
 RB石井のTDラン、そしてQB小島の30ヤードTDラン、QB小島からTE武井へのTDパス、RB武田のTDランで、第3Qには28点を奪い、得点を70点にのせる。

 第4QにもQB小島がTDランを決める。その後、QB奥に交代してからもオフェンスはゲインと得点を重ねる。
 RB武田のTDランで84点として、試合残り時間18秒には、キッカーとして活躍するRB大谷が10ヤードを走りTD。これまでの最多得点を更新する91点を獲得した。

 この新記録に野田監督は「前半ピリッとしない感じだった。ハーフタイムの時、ダニエル・リンズヘッドコーチが気合を選手に入れていた。こういう展開になると荒っぽい雑な試合になるが、後半も引き締まったいい試合になった。チームとしては選手が自覚を持ち、まとまってきたかな」と、手応えを感じていた。

 話がオービックシーガルスとの全勝対決となる最終戦(11月1日、東京ドーム)に及ぶと、「オービックシーガルズは我々にとって偉大な存在。技術、戦術、戦略を越えた試合になるはず。闘志を出した試合になるだろう。気持ちで押されないようにして、チャレンジ精神で挑む」と、気合いを入れた。




 
 
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