Xリーグ 頂上決戦 [Final6 / JAPAN X BOWL 2007] OFFICIAL PAGE
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   (協力:オービックシーガルズ)
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Final6・Japan X Bowl 2007 > Japan X Bowl 2007 みどころ
みどころ

Japan X Bowl 2007

松下電工インパルス
 WESTディビジョン1位
vs 富士通フロンティアーズ
 WESTディビジョン1位

19:00 Kickoff 東京ドーム

〜初優勝か?最多優勝か?5年振りの対決はどちらに軍配が上がるのか?〜

5年振りの決勝進出となった富士通と、2年ぶりの出場となった松下電工。

2000年、2002年に、いずれもFinal6第2回戦で対決している。Final6での 対戦成績は、1勝1敗。2000年は松下電工が21-7で勝利し、2002年は富士通が7-0で勝利している。

今シーズンのFinal6第2回戦では、対照的なゲーム内容となった両チーム。

富士通は昨年の王者ON−SKYに対し、完勝ともいえるゲームを展開し決勝進出を決めた。対する松下電工は、オービックと対戦し、前半一方的な試合展開で主導権を握るも、後半オービックの猛追を受け、同点まで追いつかれた。延長戦タイブレイクの末、ディフェンスの活躍により決勝へ駒を進めた。

富士通が勝てば、社会人選手権初優勝、松下電工が勝てば、2年振り5回目の優勝となり、同時に社会人選手権最多優勝チームとなる。

どちらが勝っても、歴史に名を残すことになるこの一戦。2007年のXリーグクライマックスは、手に汗握る攻防戦が展開されるに違いない。

みどころ@
<昨年王者に完勝したオフェンスと、粘り勝った鉄壁のディフェンス対決>

Final6第2回戦で、昨年王者のON−SKYに対し、パス198ヤード、ラン277ヤード、計475ヤードを奪った富士通オフェンス。パッシングに定評のあるQB#18出原、ラッシングに定評のある#19吉田のタイプが異なるQBを、要所で使い分け、ON−SKYディフェンスを圧倒した。

出原はパス16回中、12回を成功させ、パス成功率は75%、169ヤード稼ぎ、吉田は自らのランで12回走、117ヤードを稼いだ。まるで昨年の王者を彷彿させるようなオフェンスを展開した富士通オフェンス。ここまで完成度が高い理由のひとつに、強力なオフェンスラインの存在がある。リーグでも随一の大型オフェンスラインは、息の合ったコンビネーションブロックと隙の無いパスプロテクションを駆使し、オフェンス全体を支え盛り上げた。

【JAPAN X BOWL】では、リーグ最強ディフェンスラインとのマッチアップが繰り広げられる。富士通オフェンスがリズムを掴む為には、オフェンスラインの活躍は、絶対条件となるに違いない。

Final6第2回戦では、まさかの同点に追いつかれた松下電工ディフェンス。

前半は、オービックオフェンスを押さえ込み、ほぼシャットアウトした。中でも看板のディフェンスラインは、オービックのオフェンスラインを、自由にコントロールし、ランでのゲインを与えない。

パッシングアタックでも、DL#13山中、#59三輪らがオービックQB龍村に襲い掛かり、DB#16野村
#21小路らがオービックのレシーバーをカバーした。後半に入り、ショートパスとランを組み合わせたオフェンスに、リズムを崩される場面もあったがオービックの追い上げを受ける中でも、松下電工のディフェンスは、焦りを全く感じさせない、普段の松下電工ディフェンスを繰り広げた。

キックオフリターンのタッチダウンを除くと、松下電工ディフェンスが許したタッチダウンは2本。オービックのサーカスオフェンスをもってしても、この内容に抑えてしまう。

今回の対戦相手である富士通は、強力なラインがオフェンスを支えている。日本を代表する最強ディフェンスラインは、富士通オフェンスにどう立ち向かうか。スクリメージライン上の熱戦から目が離せない。


みどころA
<バランスアタックオフェンスと、攻撃的ディフェンスのギリギリの攻防戦。>

激闘を繰り広げたオービック戦だったが、松下電工オフェンスのリズムは 決して悪いものではなかった。

大型オフェンスラインが、ディフェンスをコントロールし、RB#20石野の中央突破、オープンのランで着実にゲインを重ね、要所で高田とWR#7長谷川の立命館OBによるホットラインによるパスアタックで、オービックディフェンスに的を絞らせなかった。

タッチダウンこそ無かったものの、3度敵陣深くまで攻め込み、前半を、3-0で折り返す。後半開始直後、エースQB#8高田を思わぬアクシデントが襲い、戦線を離脱。これにより、松下電工オフェンスは、不安を抱えたかのように思われた。しかし、この窮地を救ったのは今春QBのポジションに復帰した#14河野。

学生時代から定評のある、自らのランで果敢に攻め、パスでは長谷川、#22下川らをターゲットに、高田と遜色の無いパッシングアタックを見せた。エースを失ったとは思わせないほど、リズムの良いオフェンスを展開した松下電工オフェンス。長谷川のスーパーキャッチが随所で飛び出し、勢いを増した。エースQB高田もタイブレイクには戦列に復帰し、オフェンスを率いた。【JAPAN X BOWL】では、予測不可能ともいえる激しいブリッツで攻撃的なディフェンスを仕掛けてくる富士通を相手に、どれだけリズムを掴むことができるか。松下電工のバランスアタックが本領を発揮する。

ON−SKYのハイパーオフェンスを、前半シャットアウトした富士通。ディフェンスラインのラッシュと、アグレッシブなブリッツで、再三に渡りON−SKYオフェンスにプレッシャーを与え続けた。ランディフェンスでも、フロントの壁は崩されること無く、4Q後半に入るまで、相手に効果的なオフェンスを展開させなかった。特にLB#13平井、#45鈴木は、ロスタックルを繰り返し、前進を許さない。予測することが不可能なほど、どっから入ってくるかわからない、多種多様なブリッツも、オフェンスのリズムを崩す要因となっている。

アタックディフェンスが主流となるディフェンスは、得てして、セカンダリーは、パスカバーに徹する印象があるが、富士通ディフェンスに関しては、ランに対する上がりの早さも驚異的だ。DB#26植木、#43太田は、ハードタックルに定評がある。激しいタックルで、キャリアからボールを掻き出し、ファンブルを誘発する。

松下電工のバランスアタックに対し、富士通ディフェンスはいつも通りの激しいディフェンスを見せることができるか。スピードとパワーを兼ね備えた富士通ディフェンスが火を噴けば、決して初優勝は夢ではない。

2007年シーズンもいよいよクライマックスが近づいている。

混戦となったリーグ戦、激闘を繰り広げたFinal6第1回戦、第2回戦と、今シーズンのXリーグは実力が拮抗し、熱い試合が繰り広げられた。

シーズンクライマックスとしてふさわしい試合を、両チームに期待してやまない。
頂上決戦を制するのはどちらか?歴史に名を残すのは果たして・・・。
東京ドームにて、12月17日(月)19:00キックオフとなる。


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