オフェンスは、「この夏、苦しんで一皮剥けた」(大橋ヘッド)QB高橋が今年急成長。自慢のパスは、成功率61.7%、6TD、860ヤード獲得と、今年からスターターとは思えない好成績でメキメキと頭角を現した。
ランでは、RB古谷が385ヤード、8TDとポイントゲッターとして活躍。パスではWR脇田、中村、TE安東、鈴木がターゲットとなるが、5人が9回以上のキャッチを記録しているのは、QB高橋がターゲットを固執せずバランスよく投げ分けていることの証である。
なかでも注目株筆頭がWR清水であろう。本職のWRでもビッグプレーを連発して、新人離れした活躍ぶりだが、学生時代から定評のあったリターナーとしても、アサヒビール戦で77ヤードパントリターンTDを挙げるなど、持ち前のスピードを遺憾なく発揮してチームの起爆剤となっている。
ディフェンスは、ブリッツ、マンツーマンを多用して対戦相手に常にプレッシャーを与え、トータル喪失729ヤード(1試合平均145.8ヤード)、14ターンオーバーを奪い、強力かつアグレッシブ。
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