さて、今シーズンの松下電工だが、チームの永遠の課題であるオフェンス力のアップはなされていない。富士通とのFINAL6でもオフェンスが最後まで得点できずに惜敗に終わった。
リーグ最終戦のアサヒ飲料戦で11回投げて3回成功、わずか26ヤードの前進しかできなかったQB高橋(公)だが、FINAL6では22回試投10回成功、141ヤード獲得と改善の兆しはあったものの、連続したドライブを演出するには至らなかった。
またRBでは、主戦RB小林、樫野らに加え、大一番に強いRB粳田、安藤らも起用されたが、松下電工オフェンスをよく研究してきた富士通LB陣に阻まれ、ビッグゲインを奪うことが出来なかった。
だが、パスのターゲットとなるWR陣は、WR下川、古本、塚崎ら仕事人がよく奮闘。何度かゲームの流れを変えそうな好レシーブを見せ、最後まで準決勝戦を盛り上げた。
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